カテゴリ:◇看護・医療
「解決した~!」 病室に入った途端、患者さんの第一声
「入院で気がかりだったことがひとつ解決した!!」 と、具体的には書けないけど 外出での出来事についての喜び報告でした。
外出に行かれる前、 気がかりがあると伺っていました。
同時に挙げられた対応策は いまの病状では容易くないことでした。
「したい、けれども出来ない」
このようなとき 一旦聞き方を変え、今とは別の角度から物事をみてもらい 解決しやすくなるアプローチをすることがあります。
このときは 患者さんとの関わりでよく活用する、 方法は何かは別として、理想的に解決した場面を描いてもらう As ifフレーム 「もし~~であったら」
これを活用していました。
魔法のランプ、ドラえもん、 何でも叶えてくれる彼らに願い事をするように 思いっきり望むこと(状態)を描いてもらいます。
理想的な場面って 大切な価値観が見えやすいし ワクワク感に繋がりやすい
みなさん持っている素敵な輝きを伺える 私の好きなアプローチのひとつ。
本人も言葉に出すことで一層気づかれます。 その瞬間、これもまた素敵。
そして、 いまの現状でも 対応しやすい「してみたい解決策」
見出しやすくなる こころの状態を創り出し、 色んなところに気づきやすくなる
その患者さんも、 新しい視点から幾つかの解決策を挙げられました。
病状について理解が足りなかった面も分かり ナースサイドで補足できることだったので私から説明。
そうして、 体に優しく直ぐに出来る対応策に絞られ 外出中に実行されていました。
気がかりが解決して 闘病意欲も増されたと伺い
ナースとしてもコーチとしても 嬉しかったー。
人は、 本当にしてみたいことは 自然とやっちゃえる
こんな風に、 ”しちゃいたいこと” コーチングセッションではアサイメントと言っています。
病棟という場なので 普段のセッションとまったく同じじゃないし コーチングという言葉も用語も一切出してない
そうであっても 自然とセッションのようなことが起こる
現状に合わせた生き方 自分らしく、どんなときでも創ってゆける
創ってゆきたいと思いやすくなる 出来る可能性
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最終更新日
2009.07.06 09:28:37
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