大きなのっぽの古時計
おじいさんの時計・・

少し前からこの歌が耳から離れない。

そして私にはこの歌に近い時計を持っている。

私のおじいちゃんは13年前に他界した。
おじいちゃんは私の家の隣におばあちゃんと住んでおり私はしょっちゅうおじいちゃんの家に遊びに行っていた。

おじいちゃんの家にボーンボーンと鳴る柱時計があった。
おじいちゃんはそのネジをを巻くのも習慣であり私はその姿が大好きだった。

そしておじいちゃんはあるとき私に
「この時計、、びーちゃんが結婚するときあげるからね」

私はそう言われたのが凄くうれしかったのを今でも覚えている。

そしておじいちゃんが他界した後ネジを誰も巻かなくなり時計は動かないままになっていた。
その後おばあちゃんも他界し私は結婚。
今はおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいた家をリフォームし私と旦那が住んでいる。

そして今日私はその古時計のネジを巻き柱にかけた