|
カテゴリ:カテゴリ未分類
犬神様のお話し、、おま足せしました。(ん?誰も待ってない?)
犬神様に興味を持ったのが、小学校の頃でしょうか、、 すると、なぜだか、日本狼の本や、テレビでも日本狼がまだ生きていた、 なーんて特集が組まれるのを見たり、、 赤ずきんちゃんのイメージ、が強く、狼自体はとてもダークなイメージが作られている のですね。子供の頃から。 でも、本当はもの凄く家庭的なのですね、狼自体は。家族思いで、優しく、慈愛に溢れた 存在なのに、、、昔の人々は狼、おおかみ、大神、犬神。当て字でしょうかね? 以前読んだ本に、こんな文字当てが書いてありました。それから狼に興味を抱き、 島根県に大神神社があると地図でたまたま知ったので 行ってみました。中学校のころでしたか、、、 小さなお社があり、庭では、子供達が遊んでいました。よくよく見ると なんか変なのですね、普通と違う。横に小さなお稲荷さんがあるのですが、 違和感があるのですよ。子供達が遊んでいる中、お社に近ずき、 お参りをして、しばらくすると、左側に小さな鳥居があり、ここを遡ると 奥の院でもあるのかなーと、入ろうとしたらば、、、 入れないのですね、これが、、笑 うううー折角来たのに、、自転車で半日かけて、来たのにー。 そこで力を振り絞って、入ろうとすると、、、 蝉が目の前を横切って、、ビクッ。また三歩進むと、蝉が、、 また進むと、、今度は蝉におしっこかけられました。。 やれやれ。出直すか、、入っちゃいかんとゆうことだったのですね。 きっと。 お社の後ろが小高い丘になっていて、竹やぶに小さな道が続いていました。 なんかあるなんかあると思ったのに、、、 後ろ髪惹かれる思いで帰りました。 平井和正のウルフガイシリーズの犬神明を見たとき、ああ、同じ事考えている 人もいるんだなー。と子供の頃何百回見た事か、 狼は田畑を荒らす猪や、鹿を退治してくれる益獣だったとも、言われています。 その一方で、夜中に遠吠えをして、飼い犬や家畜を怖がらせる畏敬なる存在 だったのだと思います。真っ暗闇の山深い山並みの中、夜空をどこまでも駆け抜ける甲高い 遠吠えを想像して下さい。恐れを抱いても不思議ではないでしょう。 遠吠えに答える遠吠え、そしてまた小さな遠吠えが遥か向こうから、、 聞こえてくる夜。まだ、人間より自然が大きな存在であり、夜は自然のものだった 時代。お社を建て、神様として崇められた存在であったのでしょう。 その夜が人間の物になり、明かりが灯り、電気の存在が闇を消し去り 人間が夜でも行動出来るようになると、次第に恐れや、畏敬の念は忘れ去られ、 弱肉強食とゆうより、忌み嫌われる存在になってしまったのです。 それは小さく微かに信仰とゆう形になり、修験道者にはまだ、闇を支配する 存在として、崇められ、三峰神社のように、窃盗除け、子宝、闇にまぎれる 盗賊を見張る存在としてお札を全国津々浦々に売り歩き、三峰講が 未だに田舎に行くと、お札を見かけるのはその名残でしょう。 申し訳ない、できたらガウッとしてやって。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|