カテゴリ:イタリア旅行 2005
今日はお天気も良く、花粉の飛散量も少なそう。
でも、なんだか喉が痛~い。 風邪を引いたのか、それとも、本棚の整理の時に、ホコリをたくさん吸い込んでしまったせいなのか・・・ 気を取り直して、イタリアの鉄道について。 ローマから、フィレンツェに移動するのに、我が家は鉄道を選びました。 行き当たりばったりがお嫌いな主人と一緒なので、日本で、チケットをネット予約。 ローマ(テルミニ)始発のES、一等車。 いろいろ、経験者等のお話をネットで集めて、もてるだけの予備知識を持って、いよいよ乗車。 列車の乗り口がとても高く、スーツケースを持ち上げるのにまず一苦労。 主人が先に乗り、席についてから、私のスーツケースも乗せてもらうつもりで、乗り口横で、待ちの姿勢の私。 そこはイタリア。 女性一人で、スーツケースを横に立っていると、「お手伝いしましょうか?」の声がかかります。 でも、主人がいるので、丁重にお断り。 その主人、なかなか戻ってきません。 戻ってくると、中の人(それは誰)にここで待つように言われたって。 そんな話聞いたことの無い(もちろんネット情報で)私。 乗っちゃえばいいんじゃないって思い、主人にスーツケースを上げてもらいました。 車両に入ってみると、なんだか混みあっている。 小柄で、カジュアルな格好のイタリア人が、客の荷物を仕切っているのです。 座席の上の荷物置き(網棚ではありません)や足元のスペースにどんどん収納していきます。 果ては、チケットを持っていない人の座席まで、指定しています。 で、そこの座席のチケットを持っている人が乗車してくると、他の席に行かせたりして、すご~く 我々のスーツケースも、座席の上の荷物棚に載せてくれました(もちろん、わけはわからないけど、チップを渡しましたよ)。 でも、フィレンツェに着いて、降ろすのがとても大変でした。 座席に落ち着いて、やっと気がつきました。 あの人はポーターさんだったんだと。 そういえば、日本を発つ前に読んだ何かの中に、イタリアは世襲の仕事が多く(それについては、賛否両論あるそうですが)、テルミニ駅の何代か続くポーターの話がありました。 これからイタリアに個人旅行される皆様。 テルミニ始発のES、一等車に乗られる方、 ポーターさんが仕切ってくれますので、すべて、彼に任せてください。 荷物をどこに置おこうかなどという心配は要りませんよ。 下の写真は、フィレンツェの駅の発着案内板です。 これの前で、自分の列車がどこのホームに着くのか、みんな、見張っています。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.25 14:06:23
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