カテゴリ:イタリア旅行 2005
去年のイタリアのお話。
サン・ピエトロが大のお気に入りであることは、以前書きました。 去年、ヨハネ・パウロ2世が亡くなられましたよね。 私が行った時は、そのお墓が公開されていました。 バチカンの地下に、法王達の石棺が置かれていて、ヨハネ・パウロ2世の石棺もそこの一角に。 信仰の無い私が、法王の眠られている場所を興味本位で拝見してもいいのかとちょっと迷いました。 でも折角の機会ですし、新聞等で、法王の人となりを知る機会が多く、気になる存在でもありました。 で、意を決して、信者の方々の邪魔にならないように地下へ。 石棺の前には跪いて祈っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいました。 この中に法王が眠っていらっしゃいます。 そして広場では新しい法王のお顔を拝見するために、多くの人(新しい法王はドイツ人なので、ドイツの方が多かった)が集まっていました。 右手奥の方に、最後の審判(人間の成しえた偉業の一つだと思いました)の壁画のあるシスティーナ礼拝堂があります。 ここで、コンクラーベが行われたのは、記憶にあたらしいですよね。 書くまでも無いことかもしれませんが、サン・ピエトロ寺院、はもともと聖ペテロのお墓があったところです。 ペテロ→ピエトロなのです。 イタリアの教会は、内部のいたるところに石棺が置かれていて、生前有名だった方々が眠っています。 しかも、日本のように火葬されているわけではなくそのまま。 でも、不思議と、心が落ち着きます。 そして、生と死は本当に隣り合わせなのだということに、自然と思い至りました。 今日もよろしく 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.31 22:03:22
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