テーマ:ヨーロッパ旅行(4228)
カテゴリ:イタリア旅行 2005
昨夜、「世界・ふしぎ発見!」で、レオナルド・ダ・ヴィンチを取り上げていた。
もちろん、20日の「ダ・ヴィンチ・コード」の封切りに向けて。 私の目に映ったダ・ヴィンチは 彼は、天才 マルチタレントの持ち主 絵画において、「スフマ-ト」という技法を考え出した人。 スフマート(線で輪郭を捉えず、陰影のみで表現するという技法)を考えたのも、遠近法にこだわったのも、人間の目がどのように物事の形を捉えているかということに対する、科学的な探求の結果ではないかという気がする。 ↑フィレンツェの駅の名前にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。 ここは、ダ・ヴィンチが、モナ・リザを描いた頃に滞在していたといわれる教会。 つまり、森羅万象について、科学的に解析しようとしていたのだろう。 見る側も、彼の絵から、そういった彼の叡智を読み取ろうとする。 私も、そんな一人だった。 だから、私にとって、彼の絵は心に感動を与えるものというより、技法に感嘆するものという感じだった。 心に残る印象という観点にたつと、ウフィッツィにある彼の「受胎告知」より、サン・マルコ修道院にあったフラ・アンジェリコの「受胎告知」の方が荘厳な感じがした。 ↑「最後の晩餐」があったサンタ・マリア・デレ・グラッツエ教会 ミラノの「最後の晩餐」は、教会の食堂に描かれた壁画。 本などで見るようには、鮮やかには残っていない。 しかも、制限時間15分 遠近法や、話題の絵に秘められた謎などを考えているとあっという間。 敬虔な気持ちや、荘厳さは感じずに終わってしまった。 でも、捉え方は人それぞれ。 話題の彼の作品。 自分の目で、確かめてみてくださいね いつも応援ありがとうございます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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