カテゴリ:ハワイ島
ひどい揺れが治まった後、パッキングの為に広げてあったスーツケースの上に落ちたテレビを二人でどかすことにした。
ソニー製のブラウン管型テレビ。 39インチくらいで、とても重く、やっとの思いで、どかした。 倒れたランプも主人が起こした。 あれだけの揺れ、余震があるに違いない。 何となく落ち着かない二人。 10分も経っていなかったと思う。 きたっ ひどい横揺れ ドアを開けて、そのドアに掴まって立っていた。 最初の地震ほどの長さはなかったが、結構長かった。 同じ時にハワイ島州知事が宿泊していたらしく、彼女は2回目の方が大きく感じられたらしいことが、この記事に書かれている。 でも、私達は、圧倒的に1回目の地震の方が大きかったと思う。 余震が治まった後、崩れたら嫌だな思いつつも、恐る恐るラナイに出て周りの様子を伺う。 エントランス付近にはバスローブの外人が何人か集まっていた。 「外人は地震に慣れていないからバスローブで飛び出てきたのね、弱っちぃ」と話す私達←危機感の無い二人。 そろそろ荷物をまとめて朝ごはんでもと思い、ふと見るとルームセーフの表示が消えている。 停電 パスポート、チケット、大事な物が取り出せない フロントに二人で行くことにした。 階段を使って降りていくと、ところどころ壁が落ちている。 フロントで、事情を話すと、セキュリティーがマスターキーを持っているから心配ないとのこと。 すぐセキュリティーに連絡を取ってくれた。 が、セキュリティーは客を避難させるのに忙しく、1時間くらいはこちらに向かえないという。 「それまで部屋で待てばいいのか」と聞くと、「ホテルは避難体制にあるので、避難してくれ」と言い出した。←エーッ、セキュリティーに聞くまで知らなかったの 避難場所を聞くと「ギャラリーレストラン」、ここはゴルフクラブに併設された小高い所にあるしゃれたレストラン。 クリックすると、レストランの紹介ページへ飛びます。 そのページの左下をクリックすると360度ビューが見られます。 何回か夕食を食べに行ったことがあるが、車で10分くらいかかる所にある。 ←ギャラリーレストランからホテルを望む(2001年撮影) 何も持たずに避難してくれと言うので、部屋に戻らず、そのままエントランスに向かった。 これが、後々厄介なことにつながるのである。 ベルに車で避難しても良いかと聞くと、良いという。 さすがに車を持っては来てくれないので、キーを返してもらい、駐車場に向かった。 バレーパーキングを利用していたので、比較的近いところに駐車してあり、すぐに車を出すことが出来た。 レストランに向かう途中、歩いて避難しているグループをいくつも見かけた。 前の旅行の時にレイをくれたバジーがその中にいた。 多分、朝食を取っていたゲスト達を避難先にエスコートしていたのだろう。 車の窓を開けて、バジーに声をかけると、「レイがレストランにあるよ~」って。 「ありがとう、また後でね~」と車の窓越しに会話をして、私達はそのままレストランへ。 続きはまた明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ハワイ島] カテゴリの最新記事
|
|