カテゴリ:ハワイ島
時は無駄に過ぎていき、時計の針は9時半を指している。
この状況の中、飛行機が定刻(11時)に飛ぶことは無いだろうと思っても、気が焦ってくる。 それから10分くらいは経っただろうか、日本人ゲストサービスが近づいてきた。 そして小声で、「ルームセーフの中の物をセキュリティーに取って来て貰ったが、ここでは他のゲストの目がある(貴重品が人目にさらされてしまう)ので、セキュリティーのオフィス(屋外にある)で渡したい」と言われた。 すぐに、オフィスに行き、確認する。 ルームセーフの中に入っていたパスポート、チケット、財布、家と車の鍵、携帯電話は、全て揃っていた。 本当はパッキン済みのスーツケースのバゲッジアウトもお願いしてあったが、さすがにそれは出来なかったとのこと(他のゲストに対しての公正さにも欠くので、私達ももちろん納得)。 ただ、私の上着(アンサンブルのタンクトップだけを着ていた)は持ってきてくれた。 部屋の中の荷物のことは、ホテルの方にお願いし、お礼の言葉もそこそこに車に乗り込み、空港に向かった。 コナへ向かう19号線、ところどころ落石があったが、陥没などは無く、普通に走ることが出来た。 信号も、ワイコロアの信号機は停電していたが、ファラライからは点いていた。 結局、10時10分くらいにはコナ空港へ到着。 飛行機は空港に着いている。 赤い翼が頼もしく見える。 こんなに頼もしく見えるのは、9.11の時のレスキュー便以来 チケットをすぐにボーディングパスに換えてもらうが、コンピューターがダウンしていて、手書き 結局、コナ空港には問題ないものの、ホノルル空港の停電によって、コナを飛び立ったのは14時半。 コナ空港は電気が供給されていて、トイレも食べ物も問題がなく、JALにミールクーポンをもらい、日陰の席で、コナの心地よい風に吹かれながら、のんびりしていた。 このコナ空港でのJALの対応は素晴らしいものがあった。 もっとコナで待機していれば良かったのにと、後で思うことになる。 飛行機はホノルルに着いたものの、ホノルル空港の停電が改善されホノルルを飛びたてたのは20時40分前後。 この間、飛行機が飛びたてるかどうか18時頃まではっきりせず、ちょっと不安。 ホノルル空港でチェックインする人達は、朝から空港の外で待たされていて、とても気の毒。 ホノルルの離発着掲示板の時計は、7時18分か19分で止まっていた(朝のこの時間にホノルルはブラックアウトしたらしい)。 成田に着いたのは16日23時15分。 引き取るべき荷物も無いので、早い早い 税関で別送品の申告をし、車を預けていた成田空港パーキングに連絡をした。 飛行機からCAさんにお願いして、到着が遅くなることを衛星電話で連絡してもらっていたので、夜遅くではあったが、車を無事引き取ることが出来た。 そして、24時をほんの少しまわった頃には自宅に到着(高速道路もさすがに空いていました)。 長い1日が終わった。 そして、昨日、無事に、ホテルに置いてきた荷物を受け取ることが出来ました。 マウナラニベイホテルは本当に信頼に足るホテルであることを再確認。 デジカメも戻ったので、明日からは幸せなハワイの写真がお届けできると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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