カテゴリ:ハワイ島
レンジャーが冷え固まった溶岩の上に置いた、順路を示す10cm大の黄色い蛍光板をたどる。
暮れていくというのに、大勢の人が歩いている。 溶岩の上を歩くこと、わずか10分足らず。 海の向こうに突き出た岸の部分が、見える場所に到着。 水蒸気が上がっているのが見える。 人に邪魔されずに岸が見える場所を確保し、溶岩の上に腰を下ろし、暗くなるのを待つ。 小さいけれど、オレンジ色に光っているのが見える。 持って行った双眼鏡で見てみる。 確かに、溶岩だ しばらくすると、みるみるオレンジ色の部分が広がっていく 三脚を持っていかなかったので、手ブレしてしまって、綺麗に写せなかった。 三脚の上にカメラを構えている外人もたくさんいた。 カメラはもうシャッターが切れなくなり、撮るのはあきらめた。 双眼鏡で見ると、空気に触れて冷えて黒くなりかかった部分とオレンジ色の溶岩が、ドロドロと滝のように流れるのが見えた。 溶岩の上に座って、30分以上も眺めていただろうか 辺りは真っ暗。 懐中電灯で足元を照らしながら、来た道を戻る。 足元は決して良くない。 溶岩の近くまで5km歩いていった人達は帰ってくるのが大変だろうな。 道路の部分になって、上を見上げると息を呑むほどの、満天の星 マウナケア以上の星空以上 ミルキーウェイもくっきり。 今度は上を見上げたまま立ち尽くす私達。 溶岩も星空も素晴しかった 地球の息吹と、宇宙の神秘に酔いしれた夜だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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