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2007.05.26
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カテゴリ:映画レビュー
追憶」を始めてみたのは、大学生の時でした。




封切りで見たのではなく、映画館の恋愛映画特集か何かだったと記憶しています。

主役は、バーブラ・ストライザンドロバート・レッドフォード

・・・・・

ロバートはお金持ちのぼんぼん大学生。

バーブラは政治活動に熱中する貧乏女子大生。

二人は、おなじクラスで勉強するのだけど、共通点は全くなく卒業後はそれぞれの道へ。

偶然再会した二人、恋に落ちて結婚ハート

でも、バーブラの政治に対する情熱は抑えられず、だんだんにすれ違っていく二人。

一度は彼女と別れようとしたロバート。

でも、彼女の生活を改めるからという必死の申し出と、彼女に対する愛情で結局別れられず、縁りをもどすことに。

上級社会になじもうとするバーブラ。

妊娠して落ち着くかに見えた二人だが。

消し去ることの出来ないバーブラの政治に対する情熱と、赤狩り吹き荒れるハリウッドで、彼女のせいで仕事を失いそうになるロバート。

お互い、心の底では相手に対する愛情を持ちながらも、結局は別れることに。

それから何年か後、偶然街で再会。

思わず駆け寄り、抱き合う二人。

二人の心を去来するのは愛し合った日々。

でも、既に二人の道が一本にならないことを知っていて・・・

身体を離し、それぞれの場所に戻っていく。

・・・・・

これを見たとき、大学生で、恋愛至上主義とは行かないまでも、それに限りなく近かった私。

好きな人と二人でいられれば、それだけで幸せ、他に何も要らない。

本当にそう思っていた頃。

お互い愛し合っているのに、主義主張の違いで同じ道が歩めないなんて・・・

もう、悲しすぎて、号泣。

日本に暮らしていると、宗教や政治が恋愛の障害になることは、決して無いとは言わないけど、とても少ないと思います。

愛の前でも、妥協できない何かを有してしまうって、つらいことだなって。

原題は「The Way We Were


バーブラの歌う主題歌も美しく心にしみます。

もちろん、今の私はあの頃と同じ感想を持つわけではないけど、それでも今も尚、あの映画を見ると切ない気持ちでいっぱいになります手書きハート

The Way We Were

忘れられない映画の一つです。













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Last updated  2007.05.26 15:04:42
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