テーマ:いい言葉(574)
カテゴリ:本
3度のご飯より、読書が好きな私です
新聞もインターネットも、とにかく活字を読むのが好き ただ、本に限っていえば、小説などのフィクションが好きで、ノンフィクションや、エッセイなどは、積極的には読みません。 ところが、ここ何年か、何となく私の心に迷いがありました。 人生も半ばを過ぎ、とりたててての不満はないけれど、でもこの先をどう生きていっていいかわからない・・・ ただ、死ぬまで何となく生きていくだけなのかしら・・・ そんな時、ブログでお知り合いになれた方が、「中村天風の生きる手本」という本をブログで紹介されていました。 何となく惹かれる物を感じ、早速購入して読んでみることに。 読む前は、宗教的だったり、カリスマ教祖的なものだったら、ちょっと嫌だなと思っていたのですが。 読んでみると、一種の哲学書。 といって、難しいことが書いてあるわけではありません。 書いてあることは当たり前なことが多いのですが、実際、理論立てて話されると説得力があります。 例えば「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があります。 私は、実感としてこの言葉を信じていました、 体が疲れてくると、気持ちも弱くなってきますし、風邪などの病気にかかると、最初はそうでもないけど、長引くにつれて心もグッタリしてきますから。 そうすると、年を取れば取るほど、身体はどうしてもくたびれてきますから、心も弱くなっていくのかしら。 漠然と、そういう不安を持っていました。 ところが、この本では、「健全な精神は健全な肉体に宿る」を真っ向から否定しています。 不運や、病気に妨げられない、強くて尊い心を作ることが、一番大事と。 「丈夫な心」「喜びと感謝の毎日」、こういった自らの心の内にある力が、人を幸せに導いてくれると。 この本を読んで、私は、目の前が明るくなった気がしました。 そして同時に、使い減りしない強い心を持ちたいと。 使い減りしない強い心を持つことが出来れば、年齢を重ねることで失うものは外見だけ。 心は変らないのですから、今まで以上にいろんなことに挑戦も出来る。 そして、その心の強さは自分の心の持ち様で、手に入れることが出来るかもと。 本には、生きる力になることが、たくさん書かれています。 本の全てを肯定するわけではありませんが、先に生きた人の知恵を尊んで学ぶのは意義あることだと思いました。 この本を紹介してくださった「鈴香さん」に深く感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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