カテゴリ:国内の旅
もう10年位も前になるでしょうか?
9月頃、秋田、岩手、青森を旅したことがあります。 新幹線で盛岡まで行って、そこからレンタカー 4~5日かけて周りました。 どこもとても良かったのですが、今でも私達夫婦の間で話題に上がるのが「きりたんぽ」と「ふけの湯」 八幡平の山頂に向かう途中見つけた「ふけの湯」 温泉に入っていこうと立ち寄り湯。 「日本秘湯を守る会」のちょうちんに恥じない古びた宿でした。 この写真はHPから拝借したものですが、私達が行った時は、もっとボロかったです なんと、私達が訪れた翌年の豪雪で、温泉の屋根が抜けたそうです なので、これはリニューアル後。 でも、心も身体も包み込まれるような癒しのお湯で、なんだか浸かっているだけですべてのストレスから解放されるような気持ちになりました。 ハワイ語で言えば、「マナ」があるといった感じでしょうか 宿泊できる自信はない(当時トイレも共同のようでした)のですが、もう一度行ってみたいな~ あともう一つの「きりたんぽ」 八幡平の大沼に寄って散策し、その後、隣にあるドライブインに入りました。 「八幡平レークイン」というお店。 玄関に入るまでに、熊さんの入った檻があって。 そこで、昼食(多分、キノコ蕎麦か何かだったと思います)をいただいていると、奥から大きなすり鉢(?)山盛りになったご飯を携えたおじいさんが、玄関脇にある小さなスペースに入って行きました。 蕎麦屋なんかで、蕎麦を打っているところが見られる、ああいったスペースです。 で、席から眺めていると、どうやら、そのご飯をついて、キリタンポを作っている様子。 そのうち炭で焼き始めました。 うう~ん食べたい お店の人に注文しようとすると、おじいさんに直接注文してくださいとの返事。 早速、お金を握り締めて一本注文。 キリタンポに味噌がつけて焼いてあります。 いわゆる五平餅状態。 一本食べて、二人とも気に入り、お腹がいっぱいにもかかわらず、ここで食べておかないと一生食べられないかも(お爺さん、お年だったし)と思い、もう一本 お爺さん、喜んじゃって、その場で10分以上、キリタンポについてのお話をしてくれました 味噌キリタンポの元祖は自分で、云々。 でも、そのお話も楽しかったし、きりたんぽも本当に美味しかった お店を出る時には、そのお店の常連さんらしい方から、あのお爺さんは社長で、外にいる熊さんと触れ合える唯一の人だと聞かされました。 あのお爺さん、今もお元気かしら~ おじいさんの作ってくださったきりたんぽ、今でも私達夫婦の良い思い出になっています ありがとうございました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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