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カテゴリ:映画レビュー
先日深夜に放送されていた「かもめ食堂」をDVDに録って見ました。
映画館で上映されていた去年、気にはなっていたのですが、足を運ぶほどではなくて。 出演は、主人公に小林聡美さん、他の日本人にもたいまさこさん、片桐はいりさん。 フィンランドのヘルシンキで日本女性が「かもめ食堂」を開きます。 最初は全くお客さんが来ないのですが、日本かぶれのフィンランド人がお客さん第一号として訪れます。 そんな彼にガッチャマンの歌を聞かれるけど、歌詞が思い出せない主人公。 たまたま町で見かけた日本人観光客らしい女性に、思い切って「ガッチャマン」の歌詞を聞くために声をかけます。 その他にも、両親の介護を終えて自由になった日本人女性とも知り合いになって・・・ 見てて、とても不思議な感じがしてくる映画です。 現実と、心の中の区別が付かなくなるような・・・ この映画を見ていると、なぜかきちんとした生活が送りたくなりました。 家を片付けて、3度の食事をきちんと作って、きちんといただく。 肩肘張らずに、でも妥協もせずに、自分のしたいことをきちんと見極めて、まじめに努力する。 フィンランドって、教育は世界トップレベルだし、国民の満足度も高い国です。 そういう心の豊かな国を背景に描かれたこの映画は、私に不思議な魅力を感じさせてくれました。 フィンランドだからこそ、こんなお話もありえる気がしてきたのかもしれません。 まだ見ていない方、お時間があれば、是非とも秋の夜長に見ていただきたい映画です。 原作は「群ようこ」さん。 映画の為の書き下ろしだそうです。 どこか異国の地で、しばらく1人で暮らしてみたくなりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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