カテゴリ:ハワイ島
映画館でトレイラーは何度か目にしたものの、全くハワイ島が舞台って気がつかなくて。 でも、「ホノカアボーイ」ってことは、もしかしてハワイ島のホノカアが舞台って。 それで、まず原作を読んでみることに。 作者がハワイ島のホノカアで、映画技師として働いた4ヶ月足らずの体験をつづった小説。 24歳の映画好きの青年と、ハワイ島に住む人々との交流が描かれています。
私が初めてハワイ島に行ったのも、この作者がハワイ島を初めて訪れたのと同じ1999年。 読んでいると、私の知っているハワイ島の風景が次から次へと出てきて。 ハワイ島で過ごす時は、ハワイ島を流れる時間に合わせて、の~んびり過ごしていた私。 その時流れていたのんびりした時間や、その時の空気までもが思い出されてきます。 ハワイ島には、本当にマナが存在するんです。 そして癒しの力も。 主人公が恋に落ちた町の、先にあるアカカ・フォールワイピオ渓谷ポロル渓谷読んでいる途中から、ふっと肩の力が抜けるような感じにとらわれて。 私、結構好きに生きているつもりだったのに、もしかしたら何か無理してるのかしら。 気がつかないうちに、肩をいからせてたのかなぁ。 全然自分ではそういうつもりではなかったんだけど。 しかも、私という人間が、かな~り嫌な人間になっちゃってるような気持ちになっちゃった・・ この本の中のハワイ島の人々、ビーさんを筆頭に、皆、自分に正直に生きていて、ありのままの自分を見せているような気がします。 自分に正直に生きるって、結構むずかしい・・・ ありのままの自分を見せるのは、もっとむずかしい・・ きっと、今の私、自分に自信がないんだろうな。 だから、どこかに力が入っているのかも。 どうも この本には、マナも、そして癒しの力もあるみたい。 読み終わると、ポロポロ泣けて、そして心が温かくなってきます。
うう~ん、原作を読んで、色々風景が心に浮かんでしまった後だけに、映画を見るのが、ちょっと怖くなってしまいました。
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