テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:プラハ&ウイーン 2008
ウィーンを訪れて、どうしてもしたかったこと。 国立オペラ座での小澤征爾さん指揮のオペラ鑑賞と、楽友協会のホールでのウィーン・フィル・ハーモニーの演奏の鑑賞。 そもそも、ウィーンには3泊のみ。 その日程の中で、コンサートがあるかどうかは、運次第。 でも、今回の旅程では、たまたま小澤征爾さん指揮のオペラがあり、席もとても良い所を取ることが出来、オペラを堪能することが出来ました。→そのお話はココ そしてもう一つの夢~ これが、ウィーン・フィル・ハーモニーの演奏会。 高校生の頃から、一度でいいからウィーン・フィル・ハーモニーとベルリン・フィルの演奏を、本場で聞いてみたいと思っていました。 そして今回、ウィーンを訪ねることになり、チャンス到来 でもその時、私は楽友協会について、何も知らなかったのです。 実は、楽友協会におけるウィーン・フィル・ハーモニーの定例演奏会のチケットは、一般に売り出されることは無いのです 楽友協会でウィーン・フィル・ハーモニーの定例演奏会は、10月から5月の間の土曜日、日曜日各々10日、そしてそれ以外に5回。 つまり、8ヶ月の間に25回のみ。 しかも、その公演のチケットは、会員のみが手に入れることの出来るチケットなのです。 そのことの詳細は→ここ 立ち見だけは、一般に売り出されますが・・・ そんなことは、全く知らなかった私
運良く、本当に運良く、HPで、帰国前夜に、シーズン最初の演奏会を見つけた時は、天にも舞い上がる気分 ああ~、運命なのね~と1人盛り上がる私。 でも、いざチケットを手に入れようとして、上の事実に突き当たりました ああ~と一気に舞い下がる私 でも、調べてみると、チケットを手に入れる方法が、あるじゃありませんか それはつまり、会員が手放したチケットを手に入れるというもの。 HISや、JAL、JTBなどのチケット手配部門に、お願いすることが出来るようなのです。 でも、聞いてみると、キャンセル待ちからの状態で、遅い時は公演の数日前にならないとわからないとのこと。 しかも、しかも、しかも、値段が、その当時(2008.8)、一枚¥40000以上 つまり二人で8万円以上 ・・・・・・・・・ そこまでの愛好家ではないし、そこまで音楽がわかるわけではないし、80000円は高いよね・・・ しかも、座席も選べないの。 S席と限ったわけではないし。 で、泣く泣くあきらめました しか~し、チケットを手に入れるのには、もう一つ方法がありました それは、会員のキャンセルが出る1週間~10日くらい前に、直接楽友協会に出向いて、チケットを購入する方法。 でも、直接といわれても・・・ その頃は、ちょうど日本を発つ頃・・ そこで、一旦あきらめていたのだけど、日本を発つ数日前に、物は試しと、もう一度、オペラ座のチケットを手配してもらった、カード会社のコンシェルジュに電話 そして、直接ウィーンの楽友協会に連絡してもらい、なんとキャンセルチケットを、定価で手に入れることが出来たのですウワーイ その時のお話は→ココ
そして、ついに当日が来て、行って来ました演奏会 でも、我が家のお約束。 演奏会の前には、まずお夕食 今回は、楽友協会のすぐ近く、インペリアルホテルのカフェに。 オペラの時よりは余裕を持っていったのですが、意外と混んでいるインペリアルホテルのカフェ。 風格のある、とっても立派なカフェ。 しかも、カフェにもかかわらず、皆さん着飾っている~ ウィンナシュニッツエルウィンナシュニッツエルには、サラダとパンがついてます。 綺麗にガーゼに包まれたレモンを絞っていただくのですが、これが、と~っても美味 想像をはるか~に超えて、美味しいの~ 私も、これにすれば良かった・・ アイスティーとパンサンドイッチま、サンドイッチも美味しかったですけどね。 そして、満足して、いざ楽友協会へ。
シーズン初日、楽友協会は、着飾った紳士淑女でいっ~ぱいです。 国立オペラ座より、ず~っと雰囲気がゴージャス 観光客が、ほとんどいないからでしょうか? もちろん、黄金のホールとも呼ばれている、大ホール(グローサーザール)での演奏会。 プログラムを買い、席につきます。 平土間の中央よりやや後ろ。 とても良い席です。 そして周りを見渡すと、インペリアルホテルのカフェで食事をしていた人が、そこここに。 上を見上げると、黄金色じゃ~ 周りの柱等の装飾も素晴しい。 年末年始の演奏会の放送をご覧になっって、ご存知の方も多いと思います。 そして、恐るべきなのが、このホールの音響効果。 ほんの小さな音も拾われて、響くのです。 主人は、演奏中に眠って、持っているプログラムを落としたらどうしようと思い、緊張で寝られなかったそうです だって、落としたら、響き渡るに違いないもん そして、とてもこれ以上写真を撮れる雰囲気ではなく。 コンサートマスターは、日本のコンサートの時と同じコンサートマスター。 そんなことにも、うれしくなる私。 そして、演奏は~ 私は、ウィーン・フィル・ハーモニーの弦が大好き。 これ以上の、弦を聞いたことがないと思えるほど。 管は、好みの分かれる所でしょうか でも、雰囲気、演奏、すべてに満足した、夢のような一夜でした
そして、その余韻に浸りながら、ケルントナー通りを歩いてホテルまで帰りました。
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