テーマ:猫のいる生活(139006)
カテゴリ:猫関連
このところ、立て続きで台風の直撃、地震など、被災地の方は大変だと思います。
1日も早くライフラインが復旧し、ご自分のお家で安心して過ごせるようになりますことをお祈り申し上げます。 地震の際は当家でも激しい揺れを感じ、避難する必要性は感じなかったもののとても怖かったです。 阪神大震災後の建築基準変更後に建てられたマンションなので、地震には強い設計になっていると思いますが、火災が発生したら避難するよりありませんものね。 人間は着のみ着のままで避難しても、救援物資が配給されるようになればなんとかなるとして、猫達に救援物資が届けられるとは思えません。 ですから一緒に逃げるとすると人間よりも猫達の避難グッズの方が準備万端整っていなければと思います。 幸いなことにキャットショーに猫と一緒に参加すると、二日間をショー会場で猫と一緒に過ごすことになり、そのための猫グッズは猫の避難グッズとして役に立つものばかりです。 普通の方はキャットショーと言うと、猫の美人コンテストみたいなものだと思われると思いますし、事実そういう部分もありますが、私は一種の避難訓練も兼ねていると思って参加しています。 はじめての場所に行って知らない人達の前でおとなしくしていられる猫はきっと避難所でも同じようにおりこうにしていられるでしょう。 ショーに連れて行った経験があれば、猫連れでの避難に戸惑うこともありません。 猫も輸送慣れしていますから、車・電車・飛行機、どんな乗り物に乗せてもキャリアーの中でおとなしくしていてくれます。 みなさんも、猫と一緒の避難訓練だと思ってキャットショーに参加してみるのもいいことだと思いますよ。 ここでキャットショー用にいつも準備してあるグッズを紹介しますね。 ・子供用テント(折畳式になっています。猫のケージ代りに使います。) ・猫トイレ&砂&スコップ(テント内に設置する用の小さいトイレです。) ・フード類各種 ・紙皿とプラスティックスプーン ・新聞紙&ペットシーツ ・ビニール袋各サイズ数枚ずつ ・ガムテープ ・ウエットティッシュ ・消臭剤 ・猫のおもちゃ少々 ・トイレットペーパー ・ペットボトル水&水飲み用プラスティック容器 ・湯たんぽ&ホッカイロ ・ケージカバー&ベッド類 大体こんなところでしょうか。 これらがいつも旅行用のキャスターと持ち手の付いたスーツケースに入っています。(スチュワーデスさんがガラガラ引っ張ってるようなやつです) 避難するにはフードと猫砂を増量すればOKですね。 そのケースの上に猫を入れたキャリアーを荷物ヒモで括りつければいつでも避難OKです! これなら人間用の荷物は背中にリュックで背負うことが可能です。 普通に1-2頭の猫ちゃんと暮しているお家ではこんなところで十分なのではないかと思います。 当家の場合は猫の頭数が多いので実際に避難するには、猫のキャリアー全部が積める台車が必要です。 実際に避難生活となったら人間用の援助はすぐに開始されるでしょうが、ペットの分までの援助には中々手がまわらないと思います。 ですから人間用の避難用具だって万全の方がいいですが、万が一足りないものがあってもナントカなるとして、猫のモノだけは抜かりなく準備しておくことが必要だと思います。 交通手段が復旧するまでなんとかしのげれば、避難所にいる間だけ預かってくれるペットボランティアさんや知人・友人・親戚の家に連れて行くことも可能でしょう。 子供用テントはキャットショーで遠征する時にホテルに宿泊する際、猫トイレなどを設置して猫の簡易ケージ代りにして宿泊する室内を汚さないようにするものです。 避難所生活をするとしたら他の避難者に迷惑をかけずにすみますし、猫が逃げないようにするのにも有効でしょう。 これは当家で使っているものではありませんが転用できると思います。 お値段も手ごろでオススメです。 赤ちゃんすやすやテント 猫トイレは 折り畳み式の専用のトイレが売られていますが、100円ショップで適当なサイズのプラスティック容器を買って代用してもいいでしょう。 ペットシーツは吸水性が良いので水をこぼしたりした時にも雑巾代わりにするのに便利です。 テントを直接地面やコンクリートなどに設置する時に猫が寒くないようにテント下に敷き詰めてもいいでしょう。 ウエットティッシュは猫の食べこぼしを拭き取ったり、猫自体が汚れた時に拭いて綺麗にすることができるので便利でしょう。 消臭剤は猫トイレの消臭に使えば他の避難者の方を不愉快にせずに済むでしょう。 ペットボトルのお水はミネラルウオーターですとマグネシウムやカルシウム分が多く、猫が尿道結石になったりする可能性もありますのでパイウォーターやアルカリイオン水などを選びます。 寒がりのシャム&オリエンタルには湯たんぽ&ホッカイロが必需品です。 お湯を分けてもらえる場合は湯たんぽを使い、それが無理ならホッカイロを猫ベッドの底に貼って保温をします。 ケージカバー&猫ベッド類はテント内で猫が快適に過ごすために色々と役立つと思います。 例え狭いスペースでも快適に過ごせるようにしてあげられれば猫だって馬鹿じゃありませんから、非常時なんだと自覚していつもと違っておとなしくしていると思います。 備えあれば憂いなし、本当はこんな備えが必要ないようならいいのですが、立て続きの災害で思わずケースの内容をチェックしてしまいます。 あ、あと避難の際にはハーネスとリードもあったほうがいいですね。 みなさんの参考になれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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