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男友達から電話があった。
何度か日記に登場している年下の男友達A。以前はしばしばつるんだ友達のひとりである。私は男友達が少ないので、貴重な男友達である、のかもしれない。もう気付けば1年近く会っておらず、メールや電話のやりとりも用事が無い限りしないのだが。 Aは身勝手な元彼女のトラウマをまだ引きずっているのもあり、恋愛が出来ず何年も女の子とは気ままな付き合いをする日々を送っていたのだが、相手の女の子に続けて彼氏が出来、現在は新たな相手を探す事もせず、ひとりでいるらしい。 ちなみにそのひとりは、私の友人でもある。やはり年下でAを通して知り合った良い友人のひとりだ。詳しい事までは分からないが、話をきくに、その子とは今回2人で最後に会った際、何かもめてしまったようなのであった。 確かに、時をほぼ同じくしてその友人からも携帯にメールが来ていた。もめているのは分かったのだが、私はあくまで2人の問題で余計な口出しをしたくないと思っていて、大したコメントはしないでおいたのだった。 もうひとつ。私は性格的に見解を述べる時どうしても理路整然とした話し振りになるし現実的なコメントになってしまうので、冷たく偉そうにきこえてしまいそうで、大人よ~と私はなんでも分かっているのよ~と思っていると誤解を受ける事があるのではないか、と実は常々思っているのだった。 まあ、そう仮に誰かに思われていたとしてもどっちらけてしまうのだけど。大体、私にそんなに自信あるはずがないじゃないの。元々がコンプレックスの固まりで、プライドも大してない奴なのだからして。 Aは私から見て、恋愛に非常に潔癖で真面目である。遊んでいるうちならば何人寝てもいいが、彼氏彼女として付き合った場合、例え火遊びでも自分が浮気する事も浮気をされる事も、絶対に許されない、とまだつるんでいた頃、Aは言っていた。結婚後ならば尚更であるそうだ。要は、けじめが大事だという事なのだろう。 良く口癖のようにAの言っていたこれら言葉から、裏切られるのが怖い、というAの怖れが透けて見える気がしたものだった。私はAから徹底的にバリアを張り己を守ろうとしている男の子、の背中が透けて見えるうちは、恐らくAは過去を乗り越えていないという事なんだろう、と思っていたのだった。 しかし、私は本当の意味でAに同情した事がない。 トラウマのひとつやふたつ、人間誰しもあるものだし、同情というものは上から下を見る事でもあるから、私はAに例え並々ならぬトラウマがあるからとて→同情とはならない。突き放す訳ではない、Aとて大人であるし、哀れんで何かをしてやろうという発想は私は好きではないし、また、Aも性格的にまたそういうものを忌み嫌うタイプであろうと踏んでいたのもある。 AにはAの人生で培った価値観というものがある。 どう生きるもAの自由で、そこで起こるあらゆる事でAが被る痛みも全てそれこそ自己責任であるのだから、愚痴はきいても、Aの価値観を己の価値観の方向へ引き寄せようなどという大それた事は初めから思ってはいない。第一、それ程私は己の価値観に確信めいたものを持っている訳ではない。己が正であるとは決して思ってはいない。 Aは何かもめる度私が間に挟まれる事になる為嫌な想いをさせてきてしまい申し訳ないと思っている、と謝っていた。いや、話をきくのは全然いいのだけど、ただ部外者で何か悪い事した訳でもないのに、例えば恨まれたり直でもしくは陰で文句言われるような事があるのだけはたまらないのだ。私が2人の問題だよ、と近頃特に発言を控え距離を置くようにしていたのは、意図的にしている事だったのだった。 お詫びはいつか会う時の食事で許してくれというので、そんなのは割り勘でいいから、今後も自分とは付かず離れずの付き合いでいてくれ、とお願いした。付かず離れずの友情、私にはこれが合っている。 まあ、それはさておき。元々は「パソコン買うから、古いのいらないか?」という内容の電話であったのだが、激しく久し振りに話が出来なかなかに楽しかった。こういう事でもないと話さないからな。普段電話もメールもしっこないし、チャットもますますしなくなってしまったしで。でもそれでも会話が成立するんだから、それはそれでありだ。 瞳が生まれたら「スプーン」をくれるらしい。銀の匙を咥えさせて、記念写真でも撮ろうか。まあ、私も出産があるし今度いつ何所で会えるかは分からないが、達者でやれよ、と。 しかし。空気の乾燥はなんとかならないものか。エアコン暖房が苦手な私は、加湿器をかけずにはいられない。かけずに運転しようものなら、すぐに喉がやられてしまう。今喉をやられると非常に困る。 書き忘れていたが、夫の肝臓の再検査の結果は前回程ではないもののやはり肝機能の数値が高めだった為、ひと月食生活全般において気をつけてみて、再び詳しい検査をするとの事で、あれからアルコールを避け肝臓に良い食品を沢山とるなど、ヘルシーな食事を心がけるという生活を送っている、その検査は9日にあるそうだ。連日の深夜帰宅がたたったか咳をしている。 彼の帰宅が遅いので、正直ふっと淋しさを感じる時がある。聞いて欲しい話がある。気付いて欲しい想いがある。が、今は恐らく余裕がないだろう。 私はというと、先週水曜日めでたく安静解除になったと思いきや、今回の定期検診では浮腫++などという数値が出て、薬を飲むよう言われた。(恐らく利尿剤であろう) 本当に妊娠してから、一体何種類薬を飲んだ事か。今回はいつもの検査の他、貧血の程度がどうなっているかをみる為の採血、胎児の状態を見る為の内診があった。赤子はすでに臨月近い大きさであるそうで、予定日は1月3日なのだが、12月中になんとかする方向でいきたい、と言われる。 その為、検査を前倒し前倒しでするそうだ。とりあえず、来週レントゲンを撮る予定である。まあ、私としても12月生まれの方が好都合なので良いだろう。家族揃って12月生まれだと、分かりやすくていいんでやんすよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月02日 20時30分55秒
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