マンマ・ミーア!
最近DVDがリリースになったので、久々にレンタルで家でゆっくり鑑賞。マンマ・ミーア! MAMMA MIA!(2008年英・米)監督:フィリダ・ロイド脚本:キャサリン・ジョンソン、 ベニー・アンダーソン、ビヨルン・ウルヴァースこの映画は、 ミュージカル「マンマ・ミーア!」を映画化したもの。劇中の曲は全て、世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループ、ABBAの曲をベースにしています(歌詞に一部変更はあり)。公開された2008年12月、「タイタニック」をしのぎ、英国史上最高のヒット作品となりました。あらすじ舞台はエーゲ海の架空の島にあるホテル。ホテルのオーナーであるドナ・シェリダン(メリル・ストリープ)と娘のソフィー(アマンダ・サイフリッド)は、親子二人で仲良く暮らしていた。婚約者でホテルのホームページのデザインをするスカイ(ドミニク・クーパー)との結婚を明日に控えた日、招待客が船で島に到着しはじめる。ドナは古い友人のロージー(ジュリー・ウォルターズ)とタニア(クリスティーン・バランスキー)を迎えに行き、久し振りの再会に大喜び。一方ソフィーは自分の友人達にある計画を打ち明ける。ドナの日記を盗み読みした彼女は、まだ知らない自分の父親候補が3人いることに気付き、その3人の男性にドナの名前で招待状を送っていたのだった。ヴァージン・ロードを父親と歩きたいと願うソフィー。もちろんドナはこの計画を知らない。父親候補のアメリカ人建築家・サム(ピアース・ブロスナン)、イギリス人銀行家・ハリー(コリン・ファース)、スウェーデン人水兵で旅する作詞家・ビル(ステラン・スカルスガルド)はそんな事情も知らずに、20年ぶりにドナに会いに戻ってくる・・・・映画館に見に行こうか迷っていて結局行かなかったんだけど、行かなくて正解だったかも・・・??なんて。ストーリーは、結構単純でひねりもなく、そのへんがちょっと物足りなかったんですね、私には。おそらく、これはミュージカルとしてみるからこそ、なのかもしれない、と感じてしまったんです。でも全編通して楽しめる、ABBAのたくさんのヒットナンバー、これは楽しいABBAがすごく流行ったとき、実は私はまだ小学生だった(と思う)。上に兄弟がいる、ちょっとだけマセてた友達が聞いていて、・・・・おとな~っなんて密かに思ったものです。だから、多分ドンピシャ世代は、もうちょっと↑の世代かと。それでも、Money, Money, MoneyDancing QueenSuper TrouperGimme! Gimme! Gimme!Does Your Mother KnowSlipping Through My FingersWaterlooThank You for the Music・・・・と、主だったナンバーは知ってるし、口ずさめちゃう。やっぱ、懐かしいのです。DVD見ながら、結構歌っていたので、、、、、こりゃ映画館じゃなくて良かったぞ、と思ったのも、自宅鑑賞正解、と思った要因の一つなんですね。もう、 Dancing Queenを、島の桟橋で皆で歌って踊るところなんて、サイコーに楽しいっ加えて、 メリル・ストリープってやっぱスゴイ!お茶目!怖い役もはまるけど、こういう元気で歌って踊っちゃうのも新鮮で楽しいっと、新たな発見をしたような気分になります。スーツ姿でびしっとキメた、クールなビジネスマンも執拗に男に付きまとう嫉妬深い女も次々に若い男を囲うロマンス小説家もすべて彼女の演技見てると、アリって思うんだけど、素足にスニーカー、パンツ姿で飛び回るドナもキュート!!それは、ドナの親友で 一緒に歌って踊っての、楽しい二人、ロージー役のジュリー・ウォルターズとタニア役のクリスティーン・バランスキーも同じ。ジュリー・ウォルターズはハリポタシリーズで、ロン・ウィーズリー一家のお母さん役としてずっと出てるけど、当たり前ですが全く違う印象でした。それから、 ソフィ役のアマンダ・サイフリッド、すっごく生き生きしていて、若さ爆発っって感じで、めちゃかわいかった。劇中も、すべて吹き替えナシで歌ったそうですが、歌声も将来はメリル・ストリープのようになりたいと話す彼女、共演できたのがかなり刺激になったのか、本当に撮影が楽しかったのでは、と想像できるくらい、本当にのびのびと楽しそうでした。めちゃかわいかった。そして、舞台はドナの経営する、ボロボロの島ホテル、ってことになっているんだけど、ボロボロ、ったってですね、壁が真っ青で、海が見渡せて、木々に囲まれてすっごく綺麗なんです。ソフィが結婚式をあげる、高台の教会もすごくいいんだけど空や海やホテル、ホテルの小物といった色彩がね、強いエーゲ海の日差しにキラキラしていてすごく鮮やかで美しかった。どんなに過去に辛いことがあったって、人生半分過ぎてたって、楽しく残りの人生を送れるんじゃないの?・・・・そう思えてしまうロケーションなんですね。とにかく、 3人のうちの誰が本当の父親なのか?(みんな、それなりにアヤシイのも、父親候補達たちの昔の写真も、オカシイ)というメインのストーリーに、ドナやソフィの友人達がドタバタと絡んでいって、でも最後はハッピーエンドっという意味でも、無理なく楽しめて、元気になれる要素が多い映画でした。