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テーマ:国際結婚への準備(49)
カテゴリ:結婚話
もし、 オリンピックに「どーしようもない言い訳」という競技があるのなら、 レオは間違いなく金メダル。
彼はまったくと言っていいほどスポーツをしない、 もしくはできない男だが、 言い訳は本当によくする。 しかもしょーもないもんばっか。
私は2週間前に、 彼にイミグレの書類の件で頼んだ。 サイトを見て、すぐにでも内容を知らせて欲しいって。 私が読んでも意味のわからないことがいくつかあるから。 とにかく早くサイトを見て読んでくれ!!!と。 早くしろよ、早くしろよ、 と言っていたら、
僕は忙しい!!!!! 毎日毎日働いているんだ! しかも夜中なんだ!! そんなのむり! せかすな! 絶対できないんだから!!!!!
私だって働いてますけど? お前とちがって2つかけもちしてますけど? 私もどっちかっていうと夜中まで働いてますけど?
毎晩ネットで遊んでるくせに、 全く嫌な男だな。
そして一通り反発すると彼は、 じゃあ、明日イミグレに行って聞いてくる。 といって、電話をきった。
そして2週間たってもなにも返事がない。
そもそも、 イミグレなんてものは、(移民局) 私の経験上、 直接出向いたところでいろいろと助けてくれるような場所ではない。 以前私の留学中、 どうしようもなくて事務所へいって、 3時間くらい待っていて、 結局渡されたものは、 電話番号の書かれた紙。
ここにかけて。 私たちはなにもできません。
まあ、いろんな国のひとが訪れるところですから、 いちいち顔を合わせて問題解決なんてできませんね。
そして、 その言われた電話にかけてもつながないのが カナダのイミグレである。 もう何百回かけたかな。 ほんの数回ですよ、つながるのなんて。 もうここからは忍耐勝負。
無意味なこの作業を彼と一緒に行ったはずなのに、 あいつはこりもせず、行くという。 でもなにもいってこないから行ってないな、 と私は思い、彼に問いただす。
私の助言より2週間経過いたしました。 なにもあなたからの的を得た連絡がいただけませんが、 一体今どのような状態なのか教えていただけないでしょうか。
すると彼は、
oh,そういえばね、 僕行く暇がなくって(←大うそつき) 仕方なく電話をしたんだよ。 そしたら移民局専門ダイヤルを言われて、(また同じことしてんの?) それが全くつながらないんだよ(←学習能力ないと思われる) だからとにかく忙しくて、 まだなにもしてないよ。
私は落ち着いた声で答える。
そう、 そうなの。 じゃぁ、いいわ。 私はあなたにサイトを読んでと頼んだだけなんだけど、 きっと読めないのね。 忙しいのね。 もう、いいわ。 あてにした私がバカだった。 あなた無しではできないことだと思ったから、 自分が努力してできないことだったから、 申し訳ないこと承知で頼んだのに、 わかったよ、わかったよ。 もういいです。 私もなにもしません。 このまま死ぬまで遠距離続けましょう。
すると彼は、 あわてた様子でパソコンとにらめっこをしているという、 実況中継を始めた。
だれかこいつに金メダルを与えてあげてくれ。 一生いいわけで生きていけばいいよ。 まったく、どいつも、こいつも。
でもね、 最近わたしの心が荒れていることがアホな彼にもわかるらしく、 口調はいつもより優しい感じがする。
でもね、 あなたは私を救ってくれる人リストの中にはまだ入ってないのよ。 もっと努力したら入れて差し上げるわ。 (高飛車な女でごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい)
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