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テーマ:今日の出来事(292974)
カテゴリ:家族
それから父と母は、 少しの間、 私と一緒にいてくれた。
3人がこんな近くで一緒にいるなんて、 どれだけぶりだろうか。
父は母のことを「母さん」と呼び、 母は父のことを「お父さん」と呼んでいた。
いつもは、 お前かてめえ。 あんた。 なのにね。
父は私にひたすら謝っていた。 ごめんな、ごめんな。 お前がここまで苦しんでるとは思わなかったから。 毎晩帰りが遅くて心配だったと。
私はすべて思ってることをくちにしていた。
毎晩遅いのは家に帰ってきたくないから。 いつも素晴らしい友達や先輩に相談にのってもらった。 私は日本には居場所はない。 すぐにでていきますから・・・・と。
父は、 俺は離婚するつもりはないんだ。 ビビアンだけは守って生きていくから。 お前には居場所はあるんだ!
といってくれたけど 心の中で、 やっぱり、 げげげ、いやだ。 と思っていた。
でも、その言葉はうれしかった。
父は母にいった、 「おい、アパート解約しろよ」 母、ため息。 あそこは母にとってパラダイスですから。
私は、 「ちゃんとお母さんの話を聞いて! なんでもかんでも命令するから、上から押さえつけるから、 だからみんな口を利かなくなるし、お母さんもでていくんだよ」
何度も何度も、 過呼吸状態で言った言葉、
・二人仲良くしてください ・お父さん、お母さんの話を聞いてあげて
それくらいだろうか。
そして父は私にいった。
週1回は家族でごはんを食べよう。 たくさん話をしよう。 と。
できるのかな。
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