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カテゴリ:彼とのこと
音信不通な男からの連絡は、 すでに日本についてからあった。
私が仕事を終えたのは夜の10時過ぎ。 夕方につく便には乗れなかったのはわかったいたので、 きっと9時過ぎに日本到着便に乗っているに違いない。 いろいろと計算すると9時○分、○○駅行きの電車に乗って、 よし、この時間にはつくな!
なんで私が逆算しなくちゃいけないんだよ!!!
仕事終わってすぐに携帯をチェックすると着信3件! どうやら日本には無事ついた様子。
逆算の結果、 私がものすごいスピードで走れば彼を迎えに行けそう。 よし、走るか。
ぶーーーーーーーーーん! と飛ばして、 駅に到着。
駐車場が近くにない駅だし、 なにより時間がないわ! 早く探さないと!
車を適当な場所に停車し、 ハザードをぱっかぱっかさせた状態でホームへダッシュ!
おおおおお! 降りてきた、降りてきた! スーツケース持ってる人がいっぱい! 彼を早く見つけ出さないと私の車が警察に!!! あせる気持ちを抑えながら改札口で待つ私。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
こないぞ・・・・・。
いたいた!! いっちばん奥で、 ゆーーーーーーーーっくり、 ゆーーーーーーーーーーーーーーーーっくり、 亀よりも遅そうな男!
私はこんなに急いでいるのに、 待っても待っても彼はまだまだ遠い・・・・・・。
再会の喜びよりも私の頭にあふれる言葉・・・・・
早くしろよ。
そして彼は微笑みながら私に手を振る。
脳裏に浮かぶ言葉・・・・・・・・・
走れよ!!!!!
久々の再会! やっと彼の顔がはっきり見えてきた!
ひさしぶりって大きなハグ!!!!!!!!
ではなく、 私は叫んだ。
Hurry up!!! (はやくしろ!)
以上、感動の再会でした。
その後、 私の車は本当に警察官に囲まれていて、 とても危ない状態でした。
ハグなし! キスなし! 以上!
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