思い出のカード
周りはバレンタイン一色。こんな仕事をしていると、チョコの話しかでてこない。 先生、チョコつくった?え?あげてないの?そんなんじゃ彼氏に捨てられちゃうよ?いい年なんだし、尽くさなくちゃ。(私のかわいい、かわいい生徒からの助言) ま、私は彼に何かしようなんてさらさら思っていませんが。 いつもだったら彼はチョコと一緒にカードをくれるのに、今回は何もないし、ちょっと振り返ってみるか。 と、今までの彼からのラブレターを引っ張り出してきた んー熱い、熱いメッセージが書かれていますね。 今までもらったカードを読んで、遠く離れた日本でひとり、うれしくて泣いてしまったり、離れていて寂しくて泣いてしまったりしたことはあったけど、彼の目の前でカードを読んで泣いたことはなかった。 しかし、1回だけあったんですね。 それは、2006年1月6日にもらった、26歳の私への誕生日カードだった。 カードの見た目は、今までもらったカードに比べると、派手でもなく、地味でもなく、これといって記憶にとどまるような絵が描いてあったわけでもない。 カードを開くと、左側にはびっしりとメッセージが。そして右側にも左に書ききれなかったメッセージが、たくさんたくさん書かれていた。 この年はちょうど彼が私にプロポーズをしてくれた年だ。少しご紹介しましょう。 まずは右側。 Dear honey bibian今年のクリスマスとお正月は、君が風邪をひいていなくて僕はとってもうれしいよ。(←2004年のクリスマスはインフルエンザで死んでおりました)僕たちは温泉に行ったね。すごくすごく楽しかったよ!なんてったって君が僕のプロポーズに’YES'と言ってくれた!忘れられない思い出になったよ。そして今、僕たちは晴れて婚約ができたね。これで君が左指を見るたびに常に幸せな気持ちでいられるね。この指輪が君の’孤独な気持ち’から救ってくれることを信じているよ。 このカードを買ったとき、このメッセージの意味がわからなかったから、君に説明してもらえたらいいな。(←日本語でメッセージが印刷されていたんですね)このカードは特別かわいいわけではないし、全くスペシャルカードというわけではないけれど、それでも僕のメッセージを君に伝えてくれるといいなぁ。そう、、、、、そのメッセージとは、、、、、、、、、、、、 HAPPY BIRTHDAY あなたが私の世界に居合わせてくれて本当に良かった。お誕生日おめでとう。 ビビアンの誕生日、毎年一緒に祝おうね! love always,Leo 5th Jan 2006こんな感じでしたね。全文英語なのですが、カードの真ん中に印刷された日本語が、もうとっても心の中に響いちゃって、気づいたらポロポロと涙しておりました。 ま、これは2年も前のお話です。言い換えれば、婚約して2年目ですわ。これ以上保留されるのは、いい加減限界でごさいます。 速報:レオくん、25日カナダへ帰ることになりました。この先どうなることやら・・・。