観劇:御名残三月大歌舞伎 第三部
昼間、仕事の関係?で大学の教室に入る事があり、ちょっと懐かしい気分に浸ってきました。でも、一席一席にLANポートがあったのは、イマドキだったかしら。さて、来月でしばし歌舞伎座公演はお休みの、三月大歌舞伎(第3部)行ってきました。◆道明寺(菅原伝授手習鑑より)…しまった。第1部、第2部も手習鑑あった…。順番間違えたような(^^;)お勉強がてら、演目に関係なく行けそうな日時のみでチョイスしてるので、ちゃんとチラシの筋書き読んでなかったわ(^^;)一つのストーリーでも、幕によって雰囲気やら見所が全然違うので、バックグラウンドはイヤフォンガイドにお任せして、今回の幕は、玉三郎さんの老け役を堪能してきました。派手さは無いけど、イメージ通り、これぞ歌舞伎!って感じの幕だったかしら。玉三郎さんが娘の仇を取るシーンは、やっぱりぐっと来るものがありました。◆石橋(シャッキョウ)獅子の精と文殊菩薩が出てきて、優雅に踊って魅せる30分の舞踊の幕。文殊菩薩の鷹之資さん。今年で11歳。可愛らしいお子様な舞かと思ったけれど、所々、優雅にハッと魅せる瞬間があり。若くても、プロっすねぇ~。これからが楽しみです。合間に挟まれる男某と修験者との、陽気なノリ?で念仏をバックに踊る舞。足裁きを見ていて盆踊りとか、阿波踊りを思い出しました。雰囲気はあんな感じです。そっか、お祭りも神事の一種ですものね。2人が引っ込んで、再登場の獅子の精と文殊菩薩さま。引き連れた花四天の方々、あいかわらず、何事もないみたいに軽く宙返りをぽんぽん決めちゃうのが気持ちいい。皆さんで2人の精を囲ってキメ!な感じも華やかで好きです♪今月は三部構成なのでいつもより短め。あっと言う間の2時間+30分。昼の一部も気になるなぁ~すでに五月の花形歌舞伎のチラシができてました。しばらく歌舞伎のメインは演舞場でしょうか。