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2006年10月21日
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今日は午後からフランス料理の講演会へ
本当はプロ対象のものなんだけど、たまたま一般人でもおっけーということなので午後から出かけた。

B・ロワゾー氏はフランスの三ツ星レストランのシェフ・・・だった人。
2003年に自殺。
今では、シェフの名前のついた
ルレ・ベルナール・ロワゾーという名前のレストランを
奥さんのマダムロワゾーと弟子たちが守ってるそうだ。
ご本人が亡くなられても星の数は変わらず守り抜いてるそうだ。

そのルレ・ベルナール・ロワゾーエグゼクティブシェフのパトリック・ベルトロン氏とマダム・ロワゾーが最初にあいさつ
真っ赤なジャケットのマダム・ロワゾーの美しいこと!
お顔やスタイルだけではなくマダムの周りの空気までもが美しい。
あー私もこんな風に年齢を重ねられたらとため息がでた。

今日の講演会のメニューは
*蛙のもものニンニクのピュレとパセリソース添え
*温かい牡蠣のヴェズレーワインのジュレ添え、ポロねぎのヴルーテ
*平目のロースト、ジャガイモとアンドゥイユ風味、ボーヌワインのジュ
*シャロレ牛フィレの干草風味・粘土包み焼き、セップ茸とカリカリパンの骨髄 のせ添え

ぱっと見たかんじカタカナばかりで???
蛙?ってカエル? ケロケロ?
アンドゥイユって何?アンドゥトロワ?
そして最後の牛フィレ肉の干草風味???
粘土包み焼き?
全く想像がつかない。

食材を並べてるバッドに干草があったので、きっとこの干草を使うんだろうなぁ~。

机の上においてあるレシピの紙は
すべてフランス語で書かれたものだった。

もちろんあたしが理解できる訳はない。
大学で3年間フランス語は一応やったんだけど・・・
”ぼくぼくしゃんぴにおぉんっ”が”めちゃでかいマッシュルーム”。
これくらいしかわからない。
通訳の人もいたけど、全部訳してる訳ではなかったし
専門語も飛び交うので、素人の私には本当に???

最初に登場した食材は串刺しになったカエル。
ほんのりピンクでまさにリアル蛙。
それをシェフが丁寧に処理していく。
水かきの部分をカットしてアキレス腱のまわりの肉をこそいで
もも肉だけにして・・・
いくら美味しくてもあたしは蛙は食べれないな。とこの時は思った。

ベルナール・ロワゾー氏は、父が繊維関係のサラリーマンをしていたごく普通に家に育ったそうだ。
食糧難で苦労した父親が息子の将来の事を案じて
ポールボキューズに息子のことをお願いしたそうだ。
ベルナール・ロワゾーの料理は水の料理といわれ、バターのコクや小麦粉のトロミを野菜のうまみを引き出したソースで代用するというもの。

テーブルの上にスプーンとお水があったので
もしかしたら試食があるのかも♪という期待はしていた。



1品目の蛙が出来上がりと同時にテーブルに試食のお皿がきた。
061021kaeru1-1.jpg
これは完成品。
試食はかえるの足 2本がソースと一緒にお皿に載っていた。
素直に美味しそう♪と思った。
さっき見た蛙の生足の記憶はどっかいってた。

パセリの緑、にんにくの白、こんがり焼き色の茶色。
061021kaeru2-3.jpg

料理は五感を使って食べるのね。

まずパセリのソース。
うわぁ。なめらかぁ~。口の中ですっと溶けてパセリの香りがふわぁぁあああ。
パセリってすごい良い香りがするのね
それから添え物のにんにくのピュレ。
にんにくの風味を残して匂いを消すという手間をかけているので
まるでじゃがいものよう。 でも、ちゃんとにんにく。
それから蛙!
まず、何もつけずに食べる。
表面がカリカリしてて中身はジューシー。
質の良いチキンのような味。脂の臭みはまるでなし。
それからソースをつけて食べる。
!!!
これがプロの味なんだ。
体が震えた。舌が喜んでダンスしてる感じ。
全部一緒に口にいれても素材それぞれが自己主張しながらも
ちゃんとまとまってる。

スプーンですくえるだけのソースはすくって食べた。
ダレも見ていなかったら、お皿をなめたいくらい。

残念ながら試食はこの一品だけだった。

その他に試食したのはカゼット。
へーゼルナッツをコーヒー豆のように炒ってダイスにしたもの。
CafeのCaとノワゼットのゼットでカゼット。
こういう食材が料理のアクセントに使われてるのだ。
口にいれると、ナッツの香ばしさが舌と鼻をくすぐる。

2品目の
温かい牡蠣のヴェズレーワインのジュレ添え、ポロねぎのヴルーテ

061021oyster1-1.jpg

お皿があたしが持ってるジノリのケーキ皿と同じだ♪
かきの筋肉と通訳の人が訳していたけど、貝柱のことかしらん。
貝柱にまぶってある赤っぽいのがカゼット。

彩りにスプラトを仕上げに。
061021oyster2-2.jpg

このかきのぷりっとした感じ♪ 絶対に美味しいだろうなぁ~。

3品目は平目のロースト、ジャガイモとアンドゥイユ風味、ボーヌワインのジュ
061021hirame3-1.jpg

これはとっても手が込んでいる。
ヒラメの中に詰め物(アンドゥイユとマッシュルーム)をしてそれを細長く切ったひも状のじゃがいもで巻いてある。
アンドゥイユはソーセージの一種らしい。
スプーンに入ってるのはクルトンとひらめのくず肉とケッパー。
キャレメリゼしたごぼうの上に乗ってる。
こんなに手のこんだものは一般家庭では絶対に作らない。いや、作れないだろうなぁ~

4品目はシャロレ牛フィレの干草風味・粘土包み焼き、セップ茸とカリカリパンの骨髄 のせ添え
061021beef1.jpg

セップ茸はボルチーニのことらしい。生のボルチーニって食べたことないけど、美味しいんだろうなぁ。。。

牛フィレ肉を焼くのに使用した粘土と牧草がまわってきて匂いだけ嗅がせてもらった。
それが一番上の写真。
お肉の匂いはわからなかった。秋の夕方の匂いがした。
ほぉら 牧草がいい具合に焼けてるでしょう(笑

061021beef1-2.jpg

これどんな味がするんだろう。食べてみたかったな。

世の中には、まだまだ私の知らない美味しいものがいっぱいあるのね。

ロト6当たったら絶対にフランスに食べに行きたい。






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最終更新日  2006年10月26日 22時28分58秒
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