僕の育児日記　 ～君が微笑むとき～

今日、帰ってくると、長男の顔に爪で引っ掻かれたような傷があり、血が出た後があった。

どうしたんだと聞くと、今日はお友達と一日中遊んでいて、いつもじゃれ合ってケンカしている女の子に顔を引っ掻かれたらしい。いつも、子供のケンカに親があまりでしゃばると子供も成長できないという考えから、できるだけすぐには止めに入らないようにしているのだが、今回は少し止めに入るのが遅かったようだ。場所も少し、親から離れたところでの出来事だったので、最初はケンカしてるかも分からず、だから止めようもなかったらしい。

目の下に２ｃｍほどの傷が出来ており、目じゃなくて良かったと思った。まあ、幸い傷はそれほど深くないので後が残ることも無いと思う。しかし、子供のケンカとは微妙なものだな～と思った。

傷つけた女の子のママとは仲良しさんなので、すっごく謝っていたし、いつもケンカしてお互い様なので、それにいつこちらが加害者になるか分からないから、特に尾を引かずに気にしていないと妻は言っていた。しかし、こちらが加害者で相手が女の子だったら、顔に傷つけたら怒られるだろうな～と思って少し怖くなった。

もちろん、男の子・女の子関係なく顔に傷つけたり怪我させたらいけないのはまず大前提だとは思う。しかし、先ほども書いたように、全て親の管理下において、ケンカをさせないというのもまた子供の成長を阻害しかねないし、良くないと思う。

だからといって怪我をさせていいかというとそうでもないし、怪我させられたくないし、なんか微妙だな～と思ったわけである。小学校とかに入ったらケンカの程度はもっとひどくなるだろうし、そしたら怪我も引っかき傷程度では済まなくなるかもしれないし、親としてどうしたもんかと、なかなか難しい問題だな～と考えさせられたのだった。

【今日の１枚】
港と船