3000mの稜線で見かけた湘南の海
往復運賃(バス&ゴンドラ料金)¥3,800出せば簡単に2612mの世界に行けてしまう千畳敷カールでは・・・たまに驚くべき光景を目にします。それは上高地の奥まで足を延ばして横尾山荘まで行ってしまう方と同じパターンかも知れませんが・・・それよりも、もっともっと簡単に3000m近い稜線にまで登れてしまうというのが恐ろしいです。今回初日は昨年のツアーと同様、足慣らしで極楽平から宝剣岳の際まで高山植物を眺めながら高所トレを行いました。稜線に出ると風も強く霧が湧いてきてフリースやゴアテックスを着用しないと軽い低体温になりそうな寒さでした。それでも宝剣手前では霧が一瞬晴れて明日登る木曽駒や宝剣を拝めることが出来一同大感激で歩いて来た稜線を折り返した霧の先に目を疑う身なりをした若者を発見。「此処は湘南の海じゃないんだから・・・」ビーサンに半袖・半ズボンですか・・・この看板は目に入らなかったのかしら?あ~真夏だから違うってか・・・?他にもそれは違うでしょ!という方々に多く出会いましたが・・・書いているうちに情けなくなってきましたよ。この海水浴客の様な方々にも優しく注意しましたが、クスっと笑い宝剣方面まで登っておりましたが、極楽平まで登る途中で出会ったカップルは千畳敷カールにある剣ヶ池を目指して道迷いしてしまったそうで・・・眼下に見える小さな池を指差してアソコが剣ヶ池ですよと教えてあげたら一緒に下山してくれました。 まだ山登りに全く興味がなかった頃にシャネルのリュックにイヤリング・・・チャラけたスニーカーを履いて明神池まで行き、大きなザックを背負った登山者を見て「この先にも道が続くんだ!」そして大きなザックを背負った登山者を見て「こんな人が歩く道なんだ!」と恥ずかしくなり翌日トレッキングシューズを購入し1年後にはテント背負ってこの奥の登山道に触手を伸ばした人も居ますのでって・・・自分だ。笑あんまり大きな声で批判は出来ませんけど・・・。もしかしたら、この若者達が「山って素晴らしいな」なんて思ってトレッキングシューズから始めてくれたらいいですね。◆多くの問い合わせを頂いております11月からのステップアップスケジュールと来年の目標の山の日程がほぼ決定しました。新企画も作成中です。既にお申し込みもありがとうございます。今日は1日事務お仕事してますのでメール返信もう少しお待ちくださいませ。まずは来週の槍ヶ岳のご連絡からです~♪