テーマ:富士山登頂(1)
カテゴリ:色々
本来は何処か優しい沢でマッタリ焚き火しながら魚釣りの予定でした。 5月9,10日と雪山仙丈登ったばっかりだし その翌日もツアー下見を兼ねて朝から登山していたし。 でも、12日にPさんとメールのやり取りの中で 「そんなに山登って疲れてない?」 との質問に・・・ 全く!なんなら仙丈日帰りでもしますか?と大きく出た私。笑 「そしたら富士山どう?」・・・ 「え?マジ?うっそ!望むとこだ!」 なんてそれは冗談だけど・・・笑 山中湖に深夜零時に待ち合わせ。 2月に富士山敗退した時に幕営したPに到着してからビール飲んでシェラフに滑り込んだのが3時近かった。 4時半起床。(私だけ:笑) 寒さに慣れていないPはシェラフから出れないとほざく。笑 結局富士宮登山口を出たのは6時過ぎでした。ヤレヤレ。 お天気は西の空の雲間から光が差し出したので大丈夫かとも思ったが 天気予報が曇り。どうなることか・・・ それに想像以上に風もありマジで寒い。 やっぱり敗退して温泉に転身するか?笑 結局そこか・・・ ~~~~~~~ 5月13日(水曜日)曇り さすが平日!駐車場には車が1台。先客が居るらしいが姿は見えない。 とりあえずWCは使用出来ました。 というか女子の皆さん、此処しかありませんから。 あとは樹林帯も何もないので絞り出してくだちゃい。笑 山から海を眺めるって初めての体験に興奮した。 しかしこの時だけであとは視界はいまいちだった。 でも、すっごい感動しました! さ、行くべ~~!! 最初はアイゼンを着けずに登るが・・・アイス状態の斜面が出てきた。 滑る、滑る。ビビルPを見てやっぱり嬉しい私。 お天気はというと一瞬晴れたり雲が出てきたり~~ 訳わかんない雲の動きに「なんだこりゃ~~~」と叫びまくる私。 勿論いつもの様に冷静なPは無言で登る。 「うるせ~女だな・・」そう心の中で呟いた。(P談笑:笑) 風は強いし睡眠時間は1時間半だし・・・最初の30分のキツイこと! でも、高度を稼ぐ毎に身体が楽になってきた。 アイゼンも装着してガンガン登る。 雲がね~~今まで見た雲と違うの! 生き物みたいに1秒たりともじっとしてないの。 本当に自然の世界って素晴らしいなって思いながら登る。 生きてるって実感をカラダ一杯に感じながら! 1番目の小屋には行かずに登り続けると2番目の小屋を発見! あそこまで頑張るぞい! 目標物があるので、かなり気持ち的には楽だと思う。 左にトラバースすると・・・雪稜が苦手なPが「怖いから岩場の方を直登する」と叫ぶ。 私は岩場の方が怖いんだけどね。笑 小屋までもうちょいだ! おっと!すっごい斜面だ! な~~んちゃって!カメラ傾けてパチリですから。笑 ホントは↑です。笑 この小屋到着時間が9:40 おにぎりを食べます。 小屋が風避けになりますが・・・そうじゃなかったら休憩なんて出来ない位風は強い。 私は奥穂以上の標高の高い山には登ったことないんです。 北岳はバットレスから登りたいのでとってあるんですよ~。 未知の世界に高山病を心配してまして・・・ 何かちょっと頭痛い? あ、寝不足? 「3日前に3033mの仙丈登ってる人がなるわけないんじゃない?」 実際今も標高770m地点で生活してるんだし。 ええ、そうですね。 Pさんの様に150mに住んでる人とは違いますね。 そんな心配することなかったか。笑 鳥居をくぐった時間が10:10! あらら。。。30分も休憩してるじゃん。 デジカメに時間が出るので便利ですね~。 右方向から来た雲と左方向から来た雲同志がぶつかり合ってるんですよ! どちらも譲らない~ すっごい戦いに感動してキャーキャー言ってると・・・ 「早く登らないとお天気崩れるから・・・」 あ、ハイハイ。すいませんね~。 次の小屋に着いたのは10:50だけどスルーして登ります。 風はかなり強くって・・・ちょっと弱気になる。 3400m付近の天気は曇ったり晴れたりとホント私の心みたいに1秒たりとも落ち着いてないし・・・笑 雲が走ってる! ビュンビュン~~~!!と時速何キロですか?んな感じです。 富士山に登らなければ体験出来ないね~~~!!!! これは写真でも文章でも伝わらないな! 登って下さい! Pの足が止まる頻度が多くなった。 いや、違う。彼は一貫して同じペースなのに・・・私のテンションがUPしちゃったらしい。 苦しいんだけど・・・たまに雪が腐ってて膝上まで埋まるんだけど 嬉しくなってどんどん登ってしまう。笑 きゃ~~~~~!!!最高~~!! 雪山大好き! 後ろを振り返るとPが両手を着いて登って来る。 この急斜面は怖いので画面後方の岩場から登ると言うのだ。 トレースもあるしこの程度の斜面でビビっていたらダメだと話す。 離れて登る方が余計に危険だと思った。 針の木での雪上訓練で何回も急斜面を登る訓練や滑落停止等を繰り返し行っているので、万が一此処から滑り落ちたとしても大丈夫だという自信も少しあった。 それだけじゃない。 やっぱりへなちょこなりに毎週の様に雪山登ってるから あの時の山に比べたら。。。とか経験も少しは生かされてるんだろうね。 それにPは沢の師匠だし雪山アルパインでは何回もザイル繋いでるし 慎重派の彼だから大丈夫だという気持ちが強かった。 容量オーバーの為、続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|