カテゴリ:山ヨガステップアップトレッキングツアー
このブログのアクセス数が先程50万アクセスを突破しておりました。 沢山の訪問、心から感謝申し上げます。 日記記入率が59%の不定期アップにも関わらず多くの方々に支持され嬉しい様な恥ずかしい様な・・・笑 これからも山のこと、ヨガのこと、食べ物のこと(爆笑)をつらつらと書いていきますのでどうぞ宜しく御願いいたします。
さてさて尾瀬のまとめです。 出発前のこの笑顔も束の間でしたよ・・・
今回は鳩待峠からの入山になりましたが、もう2度と此処からの企画はしません。 というのも日帰り3時間か4時間のツアーのお客さんでごった返しの木道歩きは本当にきつかったのであります。 皆さん、時間が限られているので黙々と距離を稼ぐ為に必死で歩きます。 銀座の街中でも歩いてる勢いです。 そんな優雅じゃないな~浅草寺歩いてる感じだにゃ。 「あ、ショウジョウバカマだ~!綺麗だね~」 なんて立ち止まってなんかいたら迷惑になってしまいます。 パラパラ雨が降ってくると殆どの方が雨具ではなくて傘をさします。 狭い木道の坂道での傘は目に刺さりそうでとっても危険です。 ツアーの添乗員さんも子供達を引率してる先生も皆さん傘をさしてますよ。 ちょっと休憩出来る様な場所は人だかりが出来ていて・・・ マナーを分かっていない方などは木道でザック下して休憩してます。 尾瀬山の花ビジターセンターも足の踏み場もないくらいの人だかりだったので休憩せずに兎に角人が少なくなる牛首分岐まで歩くことにしました。 前を歩くツアー客のご夫婦が 「お父さんどうする?鳩待のバスまで時間もうないよ。あの坂登らなきゃだし、引き返そうか」 と言って回れ右してました。 大体こんなパターンが多かったです。
牛首分岐まで半分の所にちょっと休憩出来る場所があるのですが そこにいらっしゃったツアーのバッチを着けた女性達が 「あれが燧岳かね~。素晴らしいね~。」 とおっしゃって感動してましたが・・・実は間違ってました。 あまりに不憫だったので 「あれは至仏山で後ろのあの山が東北最高峰の燧ケ岳ですよ。」 と言ってしまいました。 「あ~教えて貰って良かった~良かった~!燧ケ岳ってそうなんだ~」 と大喜びの彼女達もバスの時間を気にしてそそくさと身支度をして引き返して行きました。 そこの場所ではヘトヘトになったお爺さんが座ろうとしても何度もこけたりで あの調子であの坂を果たしてバスの出発時間まで間に合って登れるのなどうかと本当に心配になってしまいました。 何件かはバスの時間に間に合わないお客様もいらっしゃるみたいですね。 写真撮影する時間もスペースも無かったので人混みの写真はありませんが この写真の後ろに歩く方々が写ってました。 まあ、こんな感じです。もっと酷かったけど。
日帰りのお客様が居なくなった尾瀬はとても静かで、これが本来の姿なんですが 尾瀬に宿泊する我々にしか味わえないのですね。 これは上高地や千畳敷カールにも同じ事が言えます。 昨年経験した千畳敷カールのお花畑独り占めは最高でしたし 早朝に歩く上高地や尾瀬ヶ原も格別でした。
「回転寿司に10回行くなら目の前で握ってくれるお鮨屋さんに1回行く」 そんなポリシーの食いしん坊の私ですが(笑)、山もまさにその通りだと今回の尾瀬で実感しました。 特に尾瀬は木道の1本道なので渋滞が上高地よりも酷くなるのですね・・・。 ということで鳩待からの入山はこりごりなのですが・・・ この体験は貴重だと思いました。 1時間半の喧騒が嘘の様な尾瀬ヶ原と尾瀬沼を堪能出来たことにひたすら感謝しました。 逆さ燧ケ岳も我々のみ。 ヨッピ吊橋も~ 桜の花の撮影だって好きに出来ます。 わ~って思う場所で立ち止まっても誰の迷惑にもなりません。 これが本来の姿なんですが、或る本にも書かれてましたが 日帰りで尾瀬を訪れる方が半分以上だそうです。 それで尾瀬に感動した方々がもっと奥に行きたくなるのでしょうね。 そういえば自分自身もそうでした。 大正池から明神池を日帰りした時、余りの美しさに感動しビジターセンターで見た涸沢カールの紅葉の写真に惚れて翌日モンベルに行ってトレッキングシューズを購入したのが登山人生の始まりでしたから。 その時の私の服装は・・・シャネルのリュックにシャネルの大きなイヤリングにGパンに可愛い真っ白なブラウスに底の高いスニーカーでした。 カメラも持たずで綺麗な風景を撮れずに後悔しました。 明神の奥の道を歩く大きなザック背負ってる変な人達に唖然としましたもんね。笑 まだこんな先にも行けるんだ~。へ~って・・・笑 まさか翌年自分が60lのザック背負って上高地を訪れるなんて夢にも思わなかったですもの。 人生って本当に面白いな~。 今じゃ、お客様の素晴らしい笑顔に励まされ お客様の健康と体力アップと予防医学の為に山にせっせと登っては山ヨガをしておるのですから。 「医療費にお金掛けるんだったら山で健康になろう!」 なんて言ってます。 上高地ですっとこどっこいの格好して穂高連峰に感動していた昔の自分に今の自分の姿を見せたいものです。 医療保険を勧めていたFP時代とは180度違う道を歩んでいるのですから~。冷や汗・・・ っと脱線しちゃいました尾瀬レポは明日に続きます。 チャンチャン~♪
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Last updated
2013.06.10 12:19:41
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