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2013.09.05
カテゴリ：北ｱﾙﾌﾟｽ
東鎌尾根で散々槍ヶ岳を堪能し、翌日早朝にヒュッテ大槍を出発して槍の穂先に立つ予定でしたが雨予報でしたので疲れたカラダに鞭を打ちながら山頂を目指しましたが・・・
抱きかかえる程大きかった槍ヶ岳が・・・
霧の中に消え去っていきました。 「今日はたっぷり一日私を堪能しただろう。今回はこれでおしまいだよ。」 そう言ってるかの様な去り方でした。
今まで何回も槍に登っていますが・・・ こんなに大きく荘厳で人を寄せ付けない槍ヶ岳に初めて出逢いました。 恐怖すら感じました。 ガスの中眺望も期待出来ない槍ヶ岳に無理して登って怪我でもしたら大変なので 結局皆で下山することにしました。 途中一緒に東鎌尾根を登った3人の関西チームの方々も 「あれだけ素晴らしい槍ヶ岳と北鎌尾根を見れたんだから御の字だ。」 山は逃げないのだから、残念ですが・・・ リベンジしましょう。 赤岳天望荘の社長の言葉を思い出しました。 「美都ちゃん、あきらめるってのは【明らかに極める】の略なんだよ」
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