カテゴリ:屋久島
新高塚小屋では我々が明日登る宮之浦岳を登頂してきたチームと出逢い一緒に夕飯を食べました。 昼過ぎからガスが涌き宮之浦山頂は真っ白だったそう。 私が昨年までお世話になっていた大手旅行会社の添乗員の方も もう十何回も宮之浦岳に挑戦してますが大雨で敗退を余儀なくさせられたり 登頂出来ても大雨の中だったりと ・・・宮之浦岳はなかなかその全容が見れないのだな~。 と改めて思ったのであります。 避難小屋で宿泊するよりも一人悠々自適にテント泊を選びましたが・・・ ガイドさんも始め私以外は全員小屋泊でした。寂しい・・・笑 19時には就寝につきますが・・・ 思わぬ訪問客により素晴らしい夜空を堪能できました。 ガサガサ~ゴソゴソ~。 余りにもうるさいのでテントから辺りを見回すと・・・ 素晴らしい星空と満月の明かりに照らし出された・・・ ヤクジカ2頭様と目が合いました。笑 「お~い!明日も早いんだから・・・ちょっと静かにしていてね」 そう話して就寝につきました。 久々テントの寝心地は良かったのですが午前2時から朝食を作って出掛けていく登山者等 かなり騒々しく・・・殆ど眠れず・・・。 そして1つしかないWCの便器は割れて劣悪です。 結局あちこちでしちゃってる人が多かったです。残念・・・。 私は我慢してしましたが、もう臭くて目が痛くなりました。
私個人的な感想ですが、屋久島はそこまで無理をしてテントや小屋宿泊して縦走するもんじゃないな~~です。 森の中での宿泊なのでアルプスや八ヶ岳の様な絶景も期待出来ませんし・・・。 御来光を見るには3:00出発してヘッデン登山を2時間以上しないと稜線には出れませんので初心者の方には辛いものがあると思います。 ガイドさんも話してましたが・・・屋久島の小屋やWCは想像以上に残念なものがあります。 硫黄岳山荘のウオシュレットWCなんて夢のまた夢です。 小屋といっても避難小屋レベルですので小屋番の方も居ませんし 食事は全て各自自炊です。 シェラフや全ての装備を背負っての縦走は相当覚悟がいりますね~。 改めて自分達が普段登っている山々の恵まれている環境に感謝しました。
睡眠不足過ぎですがテント撤収して見れる保障のない御来光目指して 4:00には出発です。 北西の風がビュンビュンでぶ厚い雲をどかしてくれてます。 そうそう、ガイドさんは九州育ちで屋久島在住10年の方で寒さにはめっぽう弱く ダウンにフリースにゴアにホッカイロの厳冬期バージョンです。 「寒い!寒い!」と大騒ぎで本当に笑ってしまいました。 ガイドの仕事が閑散期になる冬に一度でもいいので北アルプスや八ヶ岳に登りたい願望はあるけど、寒がりなんで一生無理だと思うっておっしゃってました。 うけました。笑 ゲラゲラ笑っていると・・・出てきました!
見事な御来光です。
手の平サイズです。笑 ガイドさんもまさか見れるとは思っていなかったらしく・・・ カメラを持参してこなかった事をずっと悔やんでおりました。笑
さ~~!百名山:宮之浦岳は一体姿を見せてくれるのでしょうか? 続きまふ
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Last updated
2013.12.11 12:22:37
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