カテゴリ:小川山クライミング
小川山1日目 釈迦堂Pで朝ラー「俺のたんめん」で男の根性を注入し気合いを入れる(笑)
例のごとく大好きなナナーズで買い出し。
廻り目平に到着し、まずは本日の宴会場と寝床を作り 藐姑射(ハコヤ)岩を目指す。
1:冬のいざない【5・9 】K兄貴リード。UGビレイ。
いとも簡単にスルスル~とリードするK兄貴にうっとり。
UGがトップロープで登る。MITOビレイ。 夫婦でクライミング。
手足長いな~
MITOがトップロープで登る。K兄貴ビレイ。
兄貴の的確な指導でジャミングを決めながら登るが・・・ 多少ワイドなクラックで肘迄ジャミングが効く箇所を小柄な私は肩近く迄割れ目に挿入し 肩近くでジャミング。 多少被ってる箇所ではヘルメットがコツコツ当たり涙目になった。
実は隣の森林浴【5・8】 をリードしている女性は私が信州在住時に一緒に小川山や 裏同心を登った事のある方だった。 当時は私の方が上手だったのですが・・・ 鎌倉に引っ越してからというもの仕事に追われジムにも行かずクライミングから遠ざかっていた この6年間の間に当たり前だけど地元の彼女はあの頃とは違っていた。 私がヒーヒー言ってる横でリードしている姿を見てクライミング全盛期から遠ざかった自分が 恥ずかしくもあり、悔しい気分で一杯になった。 此処で「おろして下さい~」なんて口が裂けても言いたくなかった。 冷静に思い返してもどうやって終了点に行けたのか記憶がない。 ただただ・・・K兄貴の指示通りフットジャムをきめクラックに身を投じた感じ。
2:森林浴【5・8】 先に5・9を登っていたので比較的登り易かった。 最後の直登も登れ満足。 次回はリードで登れる様にしようと誓う。
3:砦岩東門、右の門柱\アーチクラック下のSqスクイーズチムニー【5.7】 ワイドクラック 身体をチムニーの中に預けズリズリと這い上がる。
チキンウイングがなかなか決まらずチムニーの中で悶え苦しむ姿を見て 下でビレイしてる奴らが地ダヌキが罠に掛かって暴れていると大笑いする。 すっごい苦しいのに・・・つられて笑うアホな私でした。 こんなの登れるわけないじゃん~! で、チムニーから身体を出すと登れないってくる。 でも、悔しくて悔しくてしょうがないのでチムニーに戻り更に悶えながらズリズリとなんとか チムニー内に挟まってるチョックストーンに足を置き第一の難関をクリアーした。 次を目指すが・・・胸が挟まって身動きが取れない~ 「胸なんかないくせに~!お腹が引っかかってるんだろ~」 ヤジが飛び交う。 くっそ~~!!!!! 絶対登ってやるぞ! 登る前に言ってた兄貴の言葉 「上に登りたい強い意志があれば登れる」 頭ん中をぐるぐる~巡る。 最後の直登は頭が挟まって身動き取れずに身体をクラックから出し終了点へ~!
本当はK兄貴の様にこの狭いクラックの中に身体をねじ込み終了点なんですが・・・ 左に巻いてしまいました。 兄貴本当にすっごいな~。 小川山に通って30年のベテランは・・・大変態でした(笑) でもね~~。 なんとも言えない達成感っていうか~~ 御胎内くぐりの頂点みたいな感覚でしばらく・・・余韻に浸る位 クオリテイーが高かったです。
そしてUGは此処をいとも簡単にリードしちゃいました。 私も驚きましたがK兄貴が信じられない様子でした。 やっぱ彼はクライミングのセンスばっちり! と大絶賛。 私はというと・・・ さっきやられたみたいにけなしまくって大笑いするつもりでいたのに・・・ 全くの期待外れにガッカリしましたとさ(笑)
大満足して下山してからの薪拾いが1番の核心でした。 すっごい重かった! これは男の仕事だと思いながら・・・ 朝気合い入れて「俺のたんめん」食べたんだからと根性入れて運びましたとさ。
GWにおばさん岩登った時も全て終了点に登れたのは優しくかつ励まし 褒めまくり的確なアドバイスをくれたからだと思います。 指導者が良いと皆伸びる事が出来るのね。 私も見習わないと~~!! もっともっと器の大きな人間になるんだと誓ったのであります。 K兄貴クライミングを通じて人生哲学教わりました。 大感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.02 06:15:48
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