カテゴリ:温泉
個人で行った小川山クライミング&キャンプを堪能し 鎌倉に帰宅した翌日 マイSUPで材木座の海を散々お散歩しSUPヨガを堪能し ちょっぴり波にも乗れてご機嫌で帰宅し・・・
近所のスーパーへビールの買い出しにルンルン行った時に それは起こった! 車止めに足を思いっきり引っ掛けて転倒し 胸と腕を打ってめっちゃ激痛! 息も出来なかった・・・。 缶ビールが破裂した( ;∀;) そっちの方が心配だった・・・アホなわたし・・・
痛かったけど打撲で暫くすれば痛みも治まると思っていたけど・・・ お昼寝して目が覚めたら激痛で起き上がれない・・・。 5/3だったので救急で診察して頂くと・・・ 肋骨折れてた! がっびょ~ん! 初めての骨折が・・・ 山でもなければクライミング中でもSUP中でもなく・・・ 近所のスーパーの駐車場って・・・ かっちょ悪すぎ・・・(;O;) 情けなさ過ぎて凹みまくった。 それからは要介護状態。 自分で起き上がれないので旦那さんに起こして貰う。 シャンプーして身体も洗って貰って・・・ そして咳込むと痛すぎてしょうがない・・・ こんな時に限ってずっと治まっていた喘息が勃発。 真夜中に咳込んで何回も主人が起きて看病してくれた。 そんな時親身になって介護してくれた旦那さんが・・・ 少し容態が良くなってくると・・・ 私を笑わせようとあの手この手を使ってくる鬼と化したのだ。 肋骨が非常に痛いのに 痛いのに笑う私・・・ 辛かった・・・|д゚) 「だって~美都ちゃんが笑わないと淋しいんだも~ん。 こんな時こそ笑おうよ~」とのたまう鬼1匹。 腹筋で笑う訓練になったけどね(笑)
1週間寝込んだ。 何とか自分で起き上がる事ができ 車運転して病院へ行って診察して頂くと 後は自己判断で普通に生活して良しとのことで リハビリを始めた。 主治医の先生が高校からワンゲル部だったそうで 山の話で超盛り上がった(笑)
日頃鍛えていたお陰か 栄養を考えた食生活のお陰か 主人も驚く程、みるみる回復し多少痛みは勿論あるが 先生にも許可を得た温泉療法で治癒力を高める事にした。
本来は信州登山案内人の講習会の後に旦那さんと一緒に奥穂高に登る予定だったが それを中止にし以前から旦那さんの行きたかった能登半島に行く事に。
先ずは大町葛温泉は仙人閣の露天風呂で一汗流す。
由緒ある温泉
独泉ですよ
気持ちの良い露天です。
高瀬川のせせらぎとマイナスイオンに浄化され 10日以上ぶりの湯舟で傷を癒した。 下山してからしか入ったことのない温泉にゆっくり入った。 北アルプスが見える。
そして・・・日向ぼっこしに大きな蛇がニョロニョロと顔を出した。 全然怖くない。 おお、お前も気持ちいいんだな~。 うん、気持ちいいはずだ。 心の中で呟いた。
たっぷり自然なの中で傷ついた身体と相当落ち込んだ心を回復した。
新緑のトンネルの中のドライブも最高だ。 次は今夜の宿珠洲市まで車を走らせる と言っても朝からずっと主人がハンドルを握る。 ずっとベッドの上の生活だったせいもあるけど 全てが新鮮に感じた。 車窓から見える北アルプス・白馬・立山連峰。
主人はこんなに快適な日に山に登って入れない事がやっぱり悔しい感じだ。 ごめんね。
能登に飛行場があるとは!!!
恋路海岸をお散歩する。
で・・・結局・・・岩場に目が行く(笑)
予約した宿は人気の宿らしく山側のビジネスタイプしか空いてなかった。 ま、急に決まったことだし仕方ない。 しかし・・・此処の特別室の露天風呂付の部屋が素晴らしいとは聞いていたので 「次回は是非海側のお部屋にと思ってます」 ってチェックインの際に話したら・・・ 実は1部屋だけ空いてますとのこと・・・
ええええええええ!!! もう是非!是非!プラス¥4000ですもの!
ってことで・・・
海の見えるロビーを後にし
1番良い角部屋の2階に通して頂いた。 もうきゃ~きゃ~ですよ! 早速温泉に入り夕飯のはじまり~
お食事全て美味しかったのですが
ご飯が甘くて滅茶苦茶美味しいかったのに感激!
海を一望できるバーでくつろいだ。 まさかこんな展開になるとはね~。 すっごいラッキーだね。 お互いニッコリと顔を合わせた。
翌朝は波の囁きで目覚めた。 部屋から一望できる暁の朝。
デッキで冷えたフルーツを堪能しながら日の上がるのを見た。
そして・・・ お部屋の露天風呂に入りながらの御来光
贅沢な時間
幸せをかみしめる
お互い山に登らない初めての温泉旅
たまにはいいね。
夕食に出た白貝の器が素敵だと感動していたら こんなプレゼントを頂いた。 素晴らしい心遣いに胸が熱くなった。
果たして私はここまでの気遣いをNYGのお客様に出来ているのだろうか? 自問自答した。
部屋から見えた見附島まで歩いてみた。 旅というものは日常からは得られないことを何かと教えてくれる。 骨折しなかったら多分一生行かなかったであろう 能登の旅に感謝した朝だった。 「周りに沢山迷惑かけたけど・・・骨折しないと感じなかったこと沢山あったね。」 可笑しな話だけど・・・ ちょっぴり骨折に「感謝」した。 それは今、僅かな痛みしか感じないから言えること。 大きな怪我や病気をしていたら言えなかったでしょう。
10日間のベッド生活で内観した時間を大事にし また元気にお仕事しようと思います。 そこに思いやりと気配りをエッセンスにして。
能登の旅2日目は続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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