カテゴリ:沢登り
自分の生き方を、まんまるっと肯定して頂いたと感じたお話会でした。
羽黒山伏★星野先達★魂をふるわせる 〜お話会&魂振り〜20分程早目にギャラリーに到着すると 真っ白いお髭を蓄えた星野先達のお姿が! 早速、山のお話しになり3月に屋久島のカタカナの山に修行されるとの事。 「もしかしてモッチョム岳ですか?」 どんぴしゃでした! 日本一陰陽バランスが整っている神秘の山。 もう10回以上登っている大好きな山。 昨年の1月29日そう、つまりちょうど1年前の今日登っていた山。 そして、こんなに素晴らしい山は絶対にNYGメンバーを連れて行きたい! そんな思いで屋久島ツアーを計画し催行しました。 今年も3月に2週間程、屋久島ツアーを催行します。 もう満席~☺ また来年も計画予定。 同じ時期に星野先達も屋久島に滞在しているとのことで 最初からすっごいご縁を感じたのであります。 そして東北の山の話になり 早池峰・月山・湯殿山・羽黒山・岩手山・鳥海山・栗駒山・秋田駒 お茶会の中で瀬織津姫の話が沢山出てきました。 私自身、東北行脚一人旅1週間をした時、どうしても魅かれて登った山がいくつかあります。 その中の早池峰山頂1917mの最高峰に鎮まるのは瀬織津姫という女神だそうで 早池峰神社には水や滝を司る瀬織津姫が祀られていて瀬織津姫の浄化のエネルギーが感じられるのだそう。 山伏の修行で登る月山も 瀬織津姫由来の山ということで 私は何の知識も無かったのですが 意味もなく登りたくて登っていたのは自分の身体が単に登りたかっただけの話だったのです。 先達の山伏の修行も一言も話さずに黙々と山を登るそうです。
私自身が何故山に登るのか? 今回のお話しを伺い ただ、自然を感じたかったからだって。 大自然の中に身を置いて感じること。 身体を山に委ねて頭で考えなくてただ一歩一歩 歩けば山頂に着く。 最初の30分はいつも辛くて 「なんで私また山に来ちゃったんだろ?」 って思うんだけど有酸素運動に変わり始めると 身体が楽になり頭の中も空っぽになり ただただ、ひたすら歩くだけ。 今を生きてる、下界の事なんて何も浮かんでこない。 山頂から眺める雲海の下に住んでる我々は その中で喜んだり悲しんだり、恨んだり、嫉んだり・・・ 3000mの山に登って雲海から見える素晴らしい景色を見たら そんな事、本当にどうでもよくなってくる。 黎明の中、ひたすら歩き 神々しい御来光を浴びて 涙する。 山・川・海・草・木・岩・人
やっぱり山は最高だ!
星野先達の映画の中で 「身体から入っていって 頭で整理して 先を読む」
というお話をされていました。
この12年間狂った様に山に登っていたのにはどうやら理由があった様だ。
星野先達に「昨年あたりから雪山に登る氣がしないんです」 と言った私に 「当たり前だ。冬は籠って体力や知識を身に着け暖かくなったら山に登るんだ」 との答えが。 あんなに大好きだった雪山・魂が震える位美しかった雪山に登らなくなった理由は 此処にありました。
今年の山始めは鎌倉の山でした。 そして次回は屋久島の山に登り~九州の山と神社を一人旅する予定です。
登る山の歴史を感じながら登るのが今年のテーマかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.15 08:31:03
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