カテゴリ:北アルプス
8月18日(快晴)
3時起床 小屋の外に出るとまだまだ満天の星空が出迎えてくれた 雲海の中だった富山の街灯りがキラキラ光って美しくて ドキドキした! ヘッデン点けて真っ暗な登山道を歩いて行く。 いつもそうだけど・・・ 私の後に並んで登山者が歩く。 まあ、先導者がいると楽ですもんね~(笑) 昨日から何回もすれ違ったり挨拶する少年も一緒に登った。 意外と楽に山頂に到着する。 風も穏やかで絶好の御来光日和だけど ずっと座っていると、やっぱり寒い。 ダウンの上下とツエルトに包まって 北アルプスから登る御日様を待つ。 黎明の時間が好き その少年と陽が登るまでのお喋りが最高に面白かった。 まだ20歳そこそこだと思った彼は30過ぎの2人の子供の父親だった! 新聞勧誘の方に 「お家の方いらっしゃいますか?」 と聞かれる位の童顔で(笑) 彼の話しに腹を抱えて笑った! 御来光の力強い光に一同感激! 彼に撮って貰った写真 私達も朝陽に照らされて真っ赤に染まってる 遠くに富士山が見えるよ。 こんな素晴らしい日の出は久し振り! 下山の頃には青空 小屋の方にお礼を言って下山します。 この2日目の行程が1番ハード! 薬師岳ピストン~太郎平~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小屋 チングルマの群生におはよ~! 最近のスマホは接写にも強い 薬師のキャンプ場の水場のお水はめっちゃ冷たくて最高に美味しかった! 美味しいというか うっめ~~~!!! そんな湧き水でスイカを冷やす学生が! 波田のでっかいスイカだ! 前回の焼岳&乗鞍岳ツアーで皆さん大人買いしてたスイカ! よくぞ!担いで来た素晴らしい学生! 青春爆発だね~ 不思議な雲を眺めながらアップダウンのある道をひたすら歩く ハクサンイチゲの群生地と3000m級の稜線をひたすら歩くと 飛越新道の分岐に出る。 ようやく北ノ俣岳に到着~! 此処に小屋があったら絶対に泊まってる!という位 此処からがまたロングなのだ~ 槍ヶ岳が見守ってる 山頂でアゲハ蝶が優雅に舞っていた。 写真を撮ろうとすると逃げていく ちょっとからかわれた氣分です(笑) かろうじて撮れた写真 黒部五郎岳の登りはガスの中でした。 それが良かった! 炎天下の中のアップダウンはキツカッタからね~ そんな時はトウヤクリンドウが励ましてくれるね。 うん、美人 山頂近くになると、やっぱりガスはいなくなり絶景が現われるという いつものパターン! 北ノ俣岳からご一緒していた男性2名チームとは黒部五郎山頂手前で別れた。 薬師岳小屋でお話しした男性2名チームとは一緒に山頂を目指した。 山頂で撮って貰いました~。 素敵な写真をありがとう! 前回の山頂はガスガスだったので念願叶ったね~。 黒部五郎のカールを下り 沢で足を休める。 そして此処からが無駄に長いのです(笑) 小屋が見えた時の安堵感は半端ないです。 写真撮るよりも受付に走って行ってビール飲む事を優先しました(笑) 部屋に入るとテント泊の女性が具合悪くて寝込んでいた。 話を聞くと関西の山岳会所属で 今迄日帰りの山しか登った事がなくて 昨日の三俣のキャンプ場から具合が悪くて食事も食べれてなかったが 皆に迷惑掛けてはいけないと黒部まで頑張ったそうだ。 明日は黒部五郎登って太郎平まで行く予定だとか・・・ 内心・・・遭難予備軍だと思った。 具合悪くてテント泊出来ずに小屋で寝込んでるのに 1番ハードな縦走を大きな荷物背負ってとは危険。 しかも初めてのテント泊なら 1泊位で様子見てからのステップアップだよね。 同行者に話を聞くと定年間際で山にはまったという典型的なパターン。 明日どうしよう~と相談されたので 実は、信州登山人だと身分を証して 色々と親身になって1時間以上アドバイスしたのですが 結局・・・翌日彼女達は出掛けて行った。。。 遭難のニュースは無かったから無事下山したと思うけど 実際に無謀な方々を目のあたりにして 驚いたのと同時に 自分自身も決して無理な登山はしないで行こう と反省もしたのでありまする。 美味しい夕飯を2人前平らげて(笑) 1杯\1000の生ビールをグビグビしました~。 美味しかったな~。 明日も美味しいビール飲む為に頑張ろう!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.16 08:36:42
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