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〓●チョコレート戦争●〓 * * * *イギリス、スイスをはじめとするチョコレート産業国、イタリア、それに追随する スペインのチョコレート職人国の対決!!* * * イギリスのチョコレートで、「ヨーロッパの水準に達してない物を、チョコレートとは認めない」と、イタリアやスペインは言いつづけてきた。 ・・・30年ほど続いたチョコレート戦争の結末・・・ 2002/1/17 欧州議会裁判所はイタリアとスペインの2カ国が、両政府が規定したカカオバターが入っていないものを「チョコレート」の名前で商品化することを禁止してきたことに対して有罪との決定を下した。 この決定は イギリスの5%まで椰子(油植物性油)を使用してもそれは正式なチョコレートという名称を使いたいという主張に対し、イタリアとスペインはそういうのは※「代用チョコレート」と包装に明記すべきだと主張。 実際にそう義務付けられていたのだが、「全ての国では商品の自由な流通が厳守されるべきである。」とし、 95年にイギリスが再提訴したチョコの内容に関する訴訟を取り上げ、「チョコに含まれる代用物は食品の質を変えるものではない。 代用品については表示されていれば問題はない」という欧州議会裁判所はイギリス側の主張を認める結論を出したわけである。 これに対してイタリア政府は「チョコレートの質と、消費者への正しい情報提供に背いた決定である」と批判した。 カカオバターは温度変化によるブルーム現象を引き起こすが、植物性油脂なら それは起こらない、品質も安定しているので長期保存が可能で、しかも値段が安いのと、コスト削減が大きな課題でもある大手にとってはいいことずくめ。 でも、職人国ではそういう安くて流通の手間が省けるものはいかぁせん、という わけである。 *今回、我が国のチョコレートはいずれの場合も高品質のチョコだと主張し続ける-イギリスは勝利を収めた しかし、職人気質のイタリア政府はさらに抗議を申し出るようで... 戦争は終わったわけではないのかもしれない。 〓●〓ところで、ここ日本でも、まったくカカオが使われていないチョコレートばかり販売されて期間あり。 ◎第二次世界大戦が始まり、カカオが輸入禁止になった為、製造不可能になってしまいます。 そこで、登場したのが「代用チョコレート」、これは、欧州のチョコレート戦争の※「代用チョコレート」とは、まったく違いますが、カカオの代わりに百合の球根、さつまいも、小豆、...脱脂大豆粉だのをパウダー状にした後、油脂を加え、バニラで香り付けされ、砂糖の代わりにグルコース(ブドウ糖)っかった代用チョコレートを製造していました。 「グルチョコレート」とも、呼ばれていたようです。 ・ココア豆の輸入は戦争が終わってもすぐには認可されず、再開されたのは昭和25年頃のことですと. チョコレートはニコニコして食べるものであるからにして. 戦争は、チョコレートにとっても、はた迷惑だぞい!!! @(〓Д〓)@ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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