チワワと生きるぶーこの日記

大変ご心配をおかけしました

問題発覚直後、主人と話し合い

普段ほとんど不満を言った事がない私ですが、

言いたい事を思いっきり爆発させ、

そして

主人と一緒に過ごすのは、今の私には難しいと、

約１週間家出をしました。

主人は友人と旅行に行ってしまったりする事が度々あったので

主人と会わない日は今まで何度もあったのですが、

子供と、とわとそらと、こんなに離れた事がなかったので

とても辛く寂しかったです。

主人は何もしなくてもいいから、

側に、家に居て欲しいと言ってくれましたが・・

もし家に居ても、笑う事も、

起き上がる気力さえもなかったので

逆に何もできない自分がもっともっと嫌になりそうで、

消えてしまいたくなっていたかも知れません。

その後何度もパニックを起こし、

大量に薬を服用した事も・・

次の日からほとんど毎日病院通い。

受付の方も私の様子から「やばい」と思ったのか、

混んでいたのにすぐに診察へ呼ばれました。

いつもより強い精神安定剤で

いつもの倍の量を点滴していました。

 待合室でも、診察の間も、点滴の間も

ただただ涙が出ていました。

薬も強いので、点滴後はふらふらでした。

初日は車で夜をすごしましたが、

家出中は、主人の母も全面的に味方してくれ、

義母の家、ぶーこの妹の家に泊めてもらい、

また、高校時代の友人、中学時代のたくさんの友人、

父、兄、妹家族など、

たくさんたくさんの人に支えてもらいました。

妹家族をはじめ、色々な友達が、

「気が済むまで家に居ていいよ」と言ってくれました。

あの時の私は、

生きる気力も、生きる希望も失っていましたが、

ただ何もせず、ゆっくりとゆっくりと

ただ生きていました。

 父は、私が家出した事を知り、ただ、

「今まで、子供の頃からも、前回の離婚の時も

一度も家を飛び出した事がない我慢強いぶーこが、

子供を置いて出てくるというのは相当事があったのだろう。

気が済むまでゆっくりしていけばいい。」

とだけ言ってくれました。

子供たちからは毎日電話があり、

色々話しました。

「お母さんは病気になっちゃって、今は

お家に居るともっとひどくなちゃって

入院しちゃうかも知れないから

少しの間だけ我慢していてね。」

と伝えました。

長男次男は、夫婦間に何かあったのだと

察知はしていたようですが・・

子供たちとは週末の野球で会いました。

義母も、私の状態を見て、

入院させようと思っていたそうです。

一日中、死んだように眠り続けた事もありました。

「ぶーこに何かあったようだ」

と中学の友達が数人で掛け合ってくれ、

何も聞かずに、集まってくれた友人たち。

ブログを見てメールをくれた友達。

電話をくれた友達。

前回の日記にコメントをくださった、

かりんママ、ぴーちゃん、のんさん、

本当にありがとう。

心強かったです。

今まで、家事も育児もした事がない主人。

毎日の食事の仕度、洗濯、 

子供たちの野球の送迎やお弁当作りなど、

体調が悪くてもどんなときでも私がすべてやってきた事を

主人に全部やってもらいました。

洗濯機も使った事がない主人。

新しい機種だから全く操作がわからない。

洗剤を入れる事も知らなかった主人。

たまの早起きはできても

毎日の早起きは苦手な主人。

子供の宿題なんて見た事ない主人。

コンビニは一人で行けても

スーパーには一人では行かない主人が、

毎日の献立を考えながら毎日お買い物に行き、

一生懸命やってくれていました。

家出中に、主人とも何度か話しました。

普段私の話にはあまり耳を傾けない主人でしたが、

私の強気の意見もただ聞いてくれました。

信じたい気持ちと、また裏切られたらという不安と。

何より、自分に自信が持てなくて・・・。

 裏切ったら離婚。

これは結婚前も結婚してからもずっとお互いに言ってきた事。

離婚か。再度信じるか。

主人にいくつかお願いをしました。

★結婚式をあげないまでも

写真だけでも撮って欲しい。

★友達同士だけでの旅行等計画したり

誘い合ったりしないで欲しい。

★車を何とかして欲しい。

（不景気なのに、子供も３人チワズも居るのに、

国内高級セダンに乗っている。中古マンションとかが買える位） 

★家庭を大事にして欲しい。

★よそ見せずぶーこだけを愛して欲しい。

細かく言えばもっと言ったかもしれませんが・・

その日はその会話で終了。

後日、急にとても寂しくなりました。

家族に会いたい。

買い物中にパニックを起こしそうになり、

すぐに薬でおさまりましたが、

とにかく寂しくて泣きました。

寂しくて、また主人に電話をしました。

「どうしたの」ととても優しい声で。

主人の優しい声がすきです。

私は涙が止まらず、声にもならず。

「・・寂しい・・」

「ごめんね、ぶーこにこんな思いをさせて。

俺も、子供たちもとわもそらも、

ぶーこが居ないと寂しいよ。」

「うちは子供が大きいから育児と言う面では

大変ではなかったけど、

主婦の仕事は大変だと思った。

そして、子供は可愛いなぁと思った」

と言ってくれました。

「ぶーこの代わりは居ません。

信じてついてきて下さい」

数日後。

おうちに帰りました。

やっぱりぶーこは主人が、なおにゃんが大好きです。

嫌いになれませんでした。

もちろん主人の裏切りは嫌いです。

これからも忘れられるかはわかりません。

家出から戻ったからには、何かない限り

この話題で主人を責めたりしないと思います。

きっと時間が解決してくれるのだと思います。

最初の結婚に失敗した時に、

二度と結婚しないと思っていたけれど、

それを覆すほど、大好きな人です。

そして、

主人はお気に入りだった車を売りに出し、

大きなワゴンに買い換えました。

こんなにすぐに行動してくれる人ではなかったのになぁ。

以前よりも、家の事を手伝ってくれます。

洗い物だったり、ご飯の支度だったり。

少しずつ変わってくれているなおにゃんを見て

私も少しずつ安心するのだと思います。

ベタベタするのが嫌いななおにゃん。

家出から帰ったら真っ先に抱きしめてくれました。

次の日、病院で、

受付の人にも、看護師さんにも、

先生にも、

「めずらしく顔色も表情もいいね」

と、とにかくみんなに言われました。

私の一番の精神安定剤は

なおにゃんなのかも知れません。

これからの人生の方が、長い私たち。

それでも変わらぬ愛を

再度誓ってくれたなおにゃんを信じて

生きて行きたいと思います。

嬉しいお知らせがありますのでまた次回のブログで・・