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なぜ ヴィンテージの エレクトリック・ギターは 良い音がするのでしょう?
前回、ハンダが 違うと 説明しましたが 電子パーツや ボディーが 全て 素直に 良い音が出るように 時間を かけて 何度も リスニングされて 創られているからです。 手探りで サウンドを メイキングすると言う事は レシピの 無い 料理を 作るのと 同じです。 造り手の 舌が 命になるのです。 50年代当時、ヴィンテージ・ギターを 製作するに あたった人々が 音の 職人だったとしか 言いようが無いのですが 何も無い所から 創り出した エレクトリック・ギターは 何の概念も無く 自由な発想で 耳を たよりに 創られました。 ですから 見えない所に 色々 工夫されています。 ただ ひたすら 良い音を 求めて。 今回は ヴィンテージCAPの 楽しみ方を 紹介しましょう。 ヴィンテージCAPで 有名なのが バンブル・ビーですが 内部構造は 現在の ケミカルの 化学反応を 使って物とは違い ろう紙と銀紙を交互にグルグルとロールケーキのように巻いた オイル・ペーパー・コンデンサーです。 現在、なんとか 入手できる ヴィンテージCAPは バンブル・ビーを 作った スプラグ社の 60’ブラックビューティー (黒いボディーに 赤文字) と コーネルダブラー社の60’ブラック・キャッツ (黒いボディーに 白文字) サウンドは どちらも 素直で PUの 音艶、ボディの 響きを 100% 生かしてくれます。 個体差は 有りますが ブラックビューティーは 女性的で 母に 包まれるような 豊かなサウンド、 ブラックキャッツは 男性的で 父のように 勇敢で 頼り甲斐の有るサウンドです。 GIBSON レス・ポールに 定番の CAPは 0.022μFの 耐圧400V これが 一番バランスが良く 標準的です。 しかし ギター本体の 個体差や 個性で 標準は 変わってきます。 低音の ダブつきを 抑えたたっかたら 0.015μFに したり 逆に 低音の 押しが 欲しい時は 0.033μFに したり CAPで ギターに 合わせた サウンド・メイキングが 可能です。 耐圧を 600Vや 1000Vに 変えると 低音が 増します。 耐圧を 100Vや 200Vに 変えると 低音が抑えられて 切れ味が 増します。 これを なんども リスニングしながら 調整していきます。 貴方の エレクトリック・ギターも ヴィンテージCAPで サウンド・メイキングして見ませんか? 一日中、一年中、いや 一生 楽しめるかもしれませんよ。L.R.S. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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