カテゴリ:我が愛猫のこと。
我が家の猫は、
3匹とも捨て猫でした。 一番上の「らむ=プロフ欄の女王様」と、一番下の「びすけ=現在生後3ヶ月」は、ともに拾ったとき、 目も開いていない、足も立たない小さな小さな体で、命が尽きかけていました。 らむは姉が拾いましたが、一度呼吸が止まったそうです。 びすけは拾ったとき、驚くほど冷たかった。 二番目の「れお=真っ白のこ」は、生後二ヶ月くらいの大きさで、死にそうなほどではなかったけれど、 ひどい空腹だった上に、抱き上げると、 「ぐしゃ」 という何とも言えないぞわっと鳥肌が立つような感触をしていた。 最初れおを保護したとき、里親を探してくれるペットショップに引き取ってもらおうとした。 しかし、「ぐしゃ」という感触がするので、そのペットショップが提携する動物病院に行くよう言われた。 行くと、先生は、 「強い打撲で皮下に体液が出てきているのでしょう。何もしないでも一週間くらいで治りますよ。」 とおっしゃった。 一安心して、ペットショップに戻った。 連れて行ったペットショップには、れおそっくりの真っ白な子猫が何匹もいた。 耳の後ろに、2,3本だけ黒い毛が生えているところまで同じだった。 飼い主が生まれた子猫を、まとめて捨てたのかもしれない。 れおは、兄弟たちと離れて、一人で私の家の前にいた。 向こう見ずな性格なので、兄弟達とじっとしていないで、一人でうろうろ来てしまったのだろう。 けれどその途中で高いところから落ちたのか、何かひどい目に遭ったのか、 体液が皮下に漏れるくらいの打撲をしたのはとてもかわいそうだった。 結局れおは、この「ぐしゃ」が治るまで引き取ってもらえないと言われた。 そして連れて帰り、「ぐしゃ」が治るまでの間面倒を見ようとしていたら、 治る頃には、もうすっかり情が移ってしまっていた。 捨てられている動物を保護し、面倒見たり、里親さがしたりしてくれる人はたくさんいる。 でもそのために、保護した人が、自分たちの時間とお金と労力を、本当にたくさん割いている。 そして、拾ってくれる人、面倒見てくれる人に出会えなくて、 段ボールの中や、保健所や、動物愛護センターなんかで、まだ生まれて間もないのに、 餓死したり、殺されたりする動物は、保護してもらえる動物の数よりも はるかに多い。 捨てる人は、 無駄に、無意味に生き物の命を奪うことを、どんなふうに思ってるのかな。 保護した動物の里親探しをされている楽天内のページを、見かけない日はありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月20日 12時00分32秒
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