カテゴリ:お墓探し
百聞は一見にしかず、、、ということで 気になっている墓地を訪ねている。
まずは、一番我が家から近い所から、、、
そこは車で7~8分の所で 私が仕事をしていた頃、近道として使っていた田舎道の途中にある。 この道があまりにも陰気くさくて 車を運転していても夜遅く通るのは物騒な、おいはぎでも潜んでいそうな道。
だから印象が悪くてあまり乗り気じゃない。 近いと言うことだけに意義がある。
こっそり写真を撮って帰ろうとしたら そこに常駐している女性に声を掛けられた。 この女性の説明で私の考え方も変わってくる。
まず、この墓地の良いところは なんといっても交通の便が良いこと。 我が家からも近いけれど 最寄りの駅からもタクシーで1メーター 高速降りて約10分ということ。
市街化区域(?)なので、 1坪あたりはちょっと値は張る(といっても都心よりはるかに安い)けど 管理費が6,000エン也。 これはずっと変っていない。
水はけも良く、地盤もしっかりしている、 震災で動いた石はひとつも無かったそうだ。
宗派は問わず、 管理事務所に頼めばお寺や神社、教会から お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さんを手配してくれるそうだ(べんりーー) そんな形だから、お布施等もいっさいナシ。 〇〇回忌も、途中で途絶えてしまっても いっさい御咎めナシ、しつこいお誘いもナシ、、、自由なんだってー。
まわりは100年以上この景色は変わってないと思うような森や 雑木林にぐるっと囲まれている。 墓はおよそ、1000基なので、かなりこじんまりしていて 小ぎれいにはしているけど、殺風景。 一本桜の木があったようだけど、春のお楽しみはこれだけなんだろうなー。 子孫が墓参りを楽しめるような墓が理想なんだけど、ここにそれは全くない。
ただ、管理費が6,000円は安い! これなら、薄給の長女でも払えそうだし、 私たちもいくらかは管理費預金を残してやれそう。 ペーパードライバーで運転でも、ちょっと遠いお散歩と思えば歩ける距離。
そんな気持ちで霊園を後にしたのだけど やっぱり帰り道も薄ら寂しい道のりで、他も当たってみようと思ったのだった。
そして今日、クリニックに行く用事があったので 途中にある霊園へ行ってみた。
ここは、かなり大きい。 お寺さんの所有する墓地に隣接して作られている。 墓石の会社が経営している墓地(この辺はそういう墓地がほとんど) なので、霊園へ行く通りに会社が所有する重機のようなものが無造作におかれて 風情というものを台無しにしている。
霊園は広いので、清々としている。 植樹の下にはパンジーが地植えしてあり 墓のアチコチにもプランターにパンジーが植えられていて 私の理想にちょっと近いけれど、お花の手入れはあまりよくないような気がする。。。
広々としているので、公園墓地のメージはある。 でも、何かが違うような、、、
それは私が千葉で生まれ育ったわけでないので 今住んでいる所以外は、他国にいるようで居心地が悪いってことだと思う。 そういう所を、永遠に眠る棲家にしてよいのか。
墓地という特殊なエリアが にぎやかでオシャレな繁華街にあるわけもなく 千葉で探すとしたら、 どうしても人里離れた寂しい(静かな?)所にしかないのは仕方がない事。 だとしたら、やっぱり自宅の近くの墓地の方が 心休まるのかも。
と思いつつ、もう一つ候補にあげてる墓地 来週じっくり行ってみようと思う。
その旨、夫に写メと一緒に伝えたら なんとなく室内のお墓がいいような顔している。 あれからよく調べたら千葉市にもあるんだよね。
霊園の女性は 『お彼岸になると、お参りする人が殺到して、 スーパーのレジを待つみたいに人が並ぶのよ』って言ってた。
私はそれを聞いて室内はナイな、、と思ったけど 夫はどうでもいいみたい。 安価で手軽で交通の便もよくて、問題ナシと思っている。 確かにお墓の掃除なんてのもないからね、 でも、それが無いのも寂しいかも、、、
100年先は、こういう世の中になっているかもしれないけどね。
霊園めぐり・・・つづく
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|