カテゴリ:療養生活
ひたむきに 前向きに 落ち込むことなく老いと闘うのは
うちの愛犬、モナちゃんワン
水玉模様の紙おむつが似合ってる。 後ろ足を引きずり前足だけであしかのように歩き回る。 こんな姿をうちに来た当時は だれが予想しただろう。
昔から猫や犬、金魚、小鳥、ハムスター 一通りのベタなペットは子供の頃から飼ってきたけど
どの子も老いて弱った姿を見せることなく逝った。 家族中で一番私を好きだった三毛猫3匹も 最後の姿を隠すように、みんな知らないうちにいなくなった。 動物ってそういうものだと思っていた。
最近のモナは 朝5時半になると、おしっこをしたくて目を覚ます。 私の枕元に置かれた4つ折りにした毛布の上でモソモソしだし 毛布の厚みと戦うように時間をかけて床に移る。 クンクン、キュンキュン、訴えるような鼻声で鳴くので 私も夫も目が覚める。
6時に仕掛けた目覚まし時計はずっと役に立っていない。 腹も立つけど 自分の寝床を汚さないように床に降りた所でおしっこするモナが いじらしくて、鳴き声にも負けて ボサボサ頭と寝ぼけまなこで少し早目のお散歩に出る。
先週あたりから 昼間の予想もつかない時に 床の上でおしっこしてしまうことが何度かあった。 オムツをしようと思っていた所だったのに間に合わなかったのだ。 雑巾掛けをしながら、腹も立つけど その後、必ず助けを呼ぶようにクンクン鳴くので 怒れない。 まるで『もらしちゃったーー、気持ち悪いよー』って言ってるみたいよ。 だから一日に2度やっても怒れない (3度目は怒るかも、、、)
そしてその時夫が、この日2度目の『べんでた』と申し出ても うーーん、怒らない、怒らない、
なるべく怒らないようにしている。
おとといの夜はまったく同時にコトが起こったので ついに腹が立って、きつい言葉を口にしてしまった。
こんやは少し大人になれた。 モナも夫も闘っているのだ。
怒らない、怒らない、怒らない、、、、自分に言い聞かす毎日。
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