カテゴリ:テレビドラマ
朝ドラ、ヘビーウオッチャーの私、 今回は『赤毛のアン』の翻訳家村岡花子の一生というので 興味深い。
好きが高じて、『赤毛のアン』をもう一度読み返して 村岡花子の生涯をそのお孫さんが書いた『アンのゆりかご』も読んでみて さあ、これでドラマを思う存分楽しみましょうと思ったら
あまりにも現実の村岡花子さんとドラマのストーリーが違うので
何か、がっかり~
何が一番がっかりって、 花子さんが翻訳家になろうと決心した場所、 私が高校生まで住んでいた御殿場なのよ、これホント! しかも、うちからすぐ近所の『二の岡神社』 『アンのゆりかご』では花子さんはこの『二の岡神社』がとてもお気に入りで 何度も足を運び、想像の翼を広げて将来を夢見ていた場所だと書かれている。
『二の岡』
このとてつもなくローカルで地元の者でなければ知らないうっそうとした森の中の神社が 新潮文庫の中で9ページも舞台になってる。 まさにここが花子さんが日本のティーンエージャーの為の読み物を書きたいと 決心した場所。 これは絶対、ドラマに出てくるに違いない そして、今頃御殿場では盛り上がっているに違いない
・・・と思って、地元の幼馴染にメールしたら、 『あらそう?テレビは観てるけど知らなかったよ、、、』という返事だった
そうだよねー、 私も彼女も二の岡の出身とはいえ ここには縁がない。 実は一度も行ったことない、たぶん彼女も。 ただでさえ、御殿場は田舎なのにここは雑木林の奥の奥の方にあって 子供心にひとりでは行ってはいけない所と思っていた。 だから花子さんが、この森(私には雑木林に思える)をお気に入りにしているのが 信じられない。
そういわれても、私はとても楽しみにして待っていた。 花子が『みみずの女王』を創作して賞を取った時 花子が東京に出てきた時 花子が『王子と乞食』を翻訳している時
いつ出てくるか、今か今かと待っていたのに
話は石炭王と大正美人の政略結婚→不倫→かけおち、、、と
花子以外の話で昼ドラ張りに盛り上がったかと思えば
花子はあっけなく村岡印刷さんと結婚してしまった。 花子と村岡氏の許されざる恋もたいして表現されず(ここは大事なはずなのに) 本を書く幸せな家庭人となってしまった。
もう、二の岡神社の登場する余地はナシ・・・
ザンネーーン、ザンネーーン、、
あまりに残念で、また幼馴染にメールしてボヤいてたらある日 こんなものを送ってくれた。
これが花子さんが愛した森。思ったより広々している。
写真の女性は花子さん。二の岡神社の門の前で。この門は今はない。
地元紙でも、二の岡神社を訪れる人が増えてきたので 話題になって最近やっととりあげられたらしい(おそいゾ)
『アン花』の舞台は、山梨と東京が舞台。 そこへは静岡の片田舎の御殿場など必要ないのだろう。 ましてや、山梨と静岡は富士山を巡ってちょっと微妙な位置にあるからね。
それでも、私は生まれ故郷の二の岡が懐かしくて ネットで神社がどんなところか検索してみた。
な、な、なんと! 二の岡神社って結構有名らしい。 県内でも有数の心霊スポットなんだって・・・
ギョ、ギョ、ギョ、、とんだオチがついた
今朝の『アン花』も現実離れしていた。 大正美人として知られた蓮子サマは本当に嫁いびりにあっていたのだろうか・・・ 村岡印刷さんのお父さん、震災で息子を亡くしてすっかり落ち込んでいるけど 実際は震災前に、息子たちに会社を継がせて天寿を全うしてるんだよね。 そして石炭王がなぜかまた登場! この人が出演すると視聴率がいいらしい。
それから、花子さんの可愛い息子ちゃん『歩くん』 実際は、『道雄』という名で幼くして亡くなっている。 ドラマの中で、『歩くん』はどうなるんだろう。。。
うなりババとしては、これに関しては事実に基づかなくていいワ。
夫の話 退院して、はや1か月。 体温、血糖値、心拍数、かなり順調。 だれもがびっくりしている。 尿も良く出ているので、明日バルーンを取るかもしれない。
こんな幸せな介護生活をおくれるなんて、びっくりだよ。 しかしあまりにも喜びすぎて、『調子に乗ってる』と 病の神様につっこまれそうなので、穏便に見守っているしだいであります
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