カテゴリ:アパートメントオーナへの道
昨日紹介した本の書評の続きです。
「サラリーマンは税に疎い」 収入の40%以上を税金や社会保険料 で取られている原因の一つは、これだと 言われています。 為政者の間では、 「税金は取りやすいところから取れ」 こんな言葉すらあるそうです。 確かに私もこれまで、「税金は給料から 源泉徴収されるもの」という考えで、それ が減らせるものなんて思ってもみませんで した。 しかし、不動産投資の勉強を続ける中 で、徐々に源泉徴収の仕組み、総合課税、 等について分かってきました。 この本はさらにその理解を深めてくれ ました。 この本は脱税を薦めているわけでは ありません。日本の今後とためにも、サ ラリーマンが合法的に節税すべきと訴え かけています。 税金は、官僚の息のかかった公益法人 と、政治家の支持基盤である建設業者、 自民党の支持母体等、デタラメという他 にない使われ方をしているそうです。 元国税調査官である著者が言っているの で間違いなでしょう。 サラリーマンの納税額を少なくし、 財政を干上がらせて、税制の根本的な 改革を促すべきと訴えています。 さて、その方法として主に3つの方法を 上げています。 1.副業をして税金を安くする方法 2.大家になって税金を安くする方法 3.社内独立をして税金を安くする方法 1.は社内規定で禁止されている企業も 多いかもしれまえせんが、2.は親から の相続等もあるので、禁止されていない 企業の方が多いように思います。 ま、そもそも終身雇用が保証されない 今となっては、1を禁止していることすら おかしい気もしますが・・・ いずれの方法にも共通しているのは、 「帳簿上の赤字」を利用して節税しよう というものです。 「キャッシュフローは黒字」でも「帳簿上 は赤字」というカラクリです。 一読の価値がある本です。 最後に、源泉徴収の仕組みや、総合課税 について、基本的なことを学びたい方は、 この本もお勧めです。 サラリーマンの給与収入に加えて、ネッ トオークション等による雑所得がある場合、 不動産所得がある場合等について、例を 交えて分かりやすく説明してます。 不動産投資の本ですが、税金について 学びたい方にもお勧めです。
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Last updated
March 31, 2010 07:04:43 PM
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