ぼちぼち不動産経営

静岡市アパートの滞納者（このアパートの元大家）との
戦いもいよいよ最終章に突入です。

　本日9:30ついに強制執行を迎えました。
本日集合したのは、
・裁判所の執行官
・執行立ち会い者（警察のOBが多いようです）
・静岡市役所
・弁護士の先生
・搬出業者の方
・私
です。
弁護士の先生には、
「ここまでくるのは稀で、私が直接担当した案件でここま
できたのは初めてです。裁判中に判決が出る前に出ていく
ケースも多く、判決まで至るのは少ない。さらに判決が出
ても、強制執行前に出ていくことが多く、強制執行まで至
るのは本当に稀」
とのことです。

滞納者は市が手配された施設へ向かうのか、静岡市の車
に乗って建物を去っていきました。

その後、恐る恐る建物に入ると、恐るべき量の残置物が。
執行官によって、「必要」「不要」のラベリングがされて
いました。
「不要」とラベリングされたものは動産処分、
「必要」とラベリングされたものは、一定期間倉庫での保管
となるそうです。

今回の訴訟＋強制執行にかかった費用
○弁護士費用
　訴状提出：330,000円
　強制執行申告：110,000円
　動産処分、移送：576,400円

○裁判で勝ち取った金額
　約300万円（滞納家賃＋遅延損害金）
　※支払われる見込みなし

頭によぎるのは、
・これが正しい判断だったのだろうか
ということと、
・法治国家でこんなことが起きるのか
ということです・・・