サービスマインド研修終了!@北京
一ヶ月に及ぶ研修が終了した。研修で一ヶ月と言うと、驚く人もいます。もちろん驚かない人もいますけど…。パイロット、医者、弁護士…、こういう職種の人たちからみれば、1ヶ月なんて短過ぎると思うだろう。少し前のテレビで新興企業の女性社長が「うちの会社は研修はないのよ。仕事が人を育てる…」と熱く語っていた。そういう言葉ってかっこよく聞こえるのかもしれないけど、これは、その業界に限っての話しであることを補足して欲しかった。こういう人たちにとっては、一ヶ月間の教育研修は長過ぎると思うだろう。ブッツケ本番で何とかなる仕事もあれば、そうでない仕事もある。最低限の品質保証をしなければならないサービス業では、教育訓練の質が、そのまま商品力になってしまうからだ。ブッツケ本番のパイロットなんてあり得ないし…。やっぱり、始めに「仕事の足腰は鍛えておいた方がいい…」。スポーツと同じで、大怪我しないし。ズバリ言って、人の役に立てるようにしないと迷惑がかかる。「仕事が人を育てる」という会社の社員と仕事をする羽目になったことがあるが、一緒に働く方はたまらない(涙)。無駄な仕事が増えて、トラブルは多発するは…で、そのプロジェクトは大抵赤字になる。ロスが大き過ぎるのだ。(本人は気づかないが…:涙)プロスポーツ選手は、アマチュアと戦うのを嫌う。当たり前と言えば当たり前だが、大怪我をさせてしまうと怖いし、いい試合にならないからだ。せめてデビューしたてでもいいからプロと戦いたいはずである。お客様相手の商売の場合も、プロデビューさせなければならないと思う。=====最後には…結局「涙」もあったけど、一番の収穫は、「そんなの知ってる、わかってると思ってたものが、実はとても難しい、奥が深い」と自覚したスタッフがいたことです。「どうやったらうまくなれますか?」と質問してくるようになって、ここまでくれば、あとは「量」をこなせば大丈夫。興味を持って「うまくなりたい」という新しいことを入れる「スペース」をどう空けるのか?毎回、これがテーマで、レジャ研の特徴とも言えます