笑顔の効果@北京
北京の中関村の近くの宿泊先のホテルのポスター笑顔はクレームを5%減らし、寿命を6秒延ばす…とのこと(笑)。だから笑顔で働きなさい、ということでしょうか。たいていの場合、こんなポスターをお客さんの見える所に堂々と張っているお店とかホテルとか…は、何しろ笑顔がない(キッパリ!)ホテルで一番大事なことは、笑顔じゃないのに…(汗)。チェックインに30分。チェックアウトに40分もかかっちゃダメでしょう。北京で見かけるスタッフたちは、決して笑顔がないわけじゃない。友人知人同士でおしゃべりしている時には本当にうれしそう。しかし、では仕事の時は?と言うと、能面に変身してしまうことに…(汗)。<接客=笑顔>という概念は、2000年を過ぎてから拡がり始めたばかりだから、そういう風に接客してもらった経験が全くない人たちが仕事をするようになってもなかなか難しいものです。ましてや「笑顔で接客しなさい!」と命令する、上司たちは、笑顔どころか、ポケットに手を入れてるは、タバコは吸ってるは…で、身近に参考になる人がいない、という悪循環があってなかなか笑顔の接客にはならないのが実態でしょう。ケンタッキーとかスタバとか、何しろオペレーションとトレーニングがしっかりしている所が一番笑顔だったりします。(真功夫というチェーン店もGOODです)もし、オリンピック会場の運営、サービスを何とかしたいなら、こうした外資系のファーストフードチェーンの経験者を10万人くらい集めて運営、サービスのチームを作るべきだと思います。(本当に間に合わせたいなら…)