採用面接で必要なもの@上海
今日は、レジャ研上海で採用する新卒の採用面接でした。日本でも中国でも新卒の採用は企業にとっても、社員にとっても、学生にとっても非常に大事。面接を受ける方は、人によっては人生の中で数少ない意思表示の時です。「働きたいです!」と、自分で手をあげなくてはなりません。この自分で手をあげる、、、というのが良い経験です。受かったり落ちたり、、、リスクもある。色んな会社でバンバン厳しい評価にさらされるわけです。まさに社会の入り口です。面接する方は、自分たちの仕事に必要な能力やスキルは何か?改めて何度も考えます。いくら人件費が安い上海と言えども、一人採用すれば、人件費や諸経費、それに教育の手間隙を合わせていくと、2-300万円の買い物をするのと変わらない。自動車が買えてしまう。自動車を買う時には、誰でも真剣にあれこれ考え悩みます。だから採用時には、自動車以上に真剣に考えて当然ですね。スタッフの場合は、3年間在籍したら、約1000万円はかかります。1000万円の利益を出すためには、、、(汗)。真剣度が増します。それに、もし1年で辞めてしまえば、、、そのお金は、お金を払って教育してあげた、ということになりかねないわけです。面接と言うのは、きれいな言葉を選ばなければ、買い物であり、投資であり、何しろどう頑張っても未知な人材に投資する覚悟を決める儀式なようなものかもしれません。部下を仕事で役に立つように教育していくのは、実に膨大なエネルギーを使います。採用する側にも大きな覚悟が求められます。同時に、面接で得られることもあります。真っ直ぐにこちらを見つめる、ほとばしるような情熱とか、親航行したい気持ち、とか、一日も早く活躍してみたい、という願望とか、前向きなエネルギーがガンガン放出されます。業界の知識もスキルも大抵はどんぐりの背比べだけど、その情熱だけは、一生の中で最も高い時かもしれません。少し眩しく見えるほどです。だけど、入社して仕事につけば、情熱の冷え切った自己チュウな人々の中に放り込まれます。そこからが勝負です。周りに影響されて冷えていくか?周りはどうあれ、情熱を持ち続けられるのか?人に火をつけてもらうのか?(ヌルヌル、あまあま系)自分で点火できるのか?(プロ系)人の評価の最も重要なこの部分は、やはり一緒に働いてみないとわからないものです。これから3ヶ月の試用期間が楽しみです!