今年一番うまく行ったこと
この所、友人知人たちから会うたびに「相変わらず忙しそうだねぇ」と言われます。HPに大体のスケジュールを公開しているので、それらを見ている証拠です。研修やアテンドや講演の予定が掲載されているので、それらを見ると忙しいように見えるのでしょう。しかし本人は以前と大して変わりません。理由は「打合せを減らすこと」を徹底したからです。かつては2hの講演をするのにも担当者の方から「取りあえず打合せしたいですねぇ」と言われると、ノコノコと出て行ってました。へたすると、講演の前日に「念のため最終打合せを…」と言われて足を運ぶ、、、そんなことが多々ありました。そういうことを続けていると当然、毎日のスケジュールが「打合せ」ばかり多くて、研修や講演の方が少ない、、、となります。運営計画やマニュアル作成業務のような場合は打合せ自体が作成業務の一部なので問題なしですが、(見積もりに含まれています)4hの研修や2hの講演で何日も打合せに取られると間違いなく赤字になります。(単価があまりにも違うので)しかも、「午後1:00からの打合せ」があるとその日は他の企業や団体からの研修や講演依頼はほとんど受けられません。それを改善するために、この3-4年は徹底的に打合せを少なくするようにしました。できるだけメールと電話で済ませるようにします。やってみると、それで10分くらいで終わってしまうことがほとんどです。それでは不十分な場合はSkypeなどの無料のビデオチャットを使います。中国ではWechatを使っています。SkypeやWechatを使った打合せは週に8-10回くらいになります。1-2時間の打合せと言えども、事務所からの往復の時間を入れれば都内でも3-4時間つまり「半日」使ってしまいます。(地方への打合せなら丸1日)その点、Skypeなら移動の時間が短縮できる上になぜか?会議室で会う時よりも話し合いがチャキチャキ進むのもメリットです。私の場合、日本ではインバウンドに関するコンサルが多いので大半は地方の企業や団体が相手なので、Skype化は本当に助かります。また、中国企業も多いですからこちらもWechatを使ってコンサルできるようになりました。問題は大企業ほどSkypeなどのソフトを使えないことが多いのです。社内のPCで勝手に無料ソフトをダウンロードしての使用は禁止されているからです。なので、最近はUSBに入れて使うportableのSkypeなどを紹介しています。私自身、常に持参していて中国で出張中に緊急で日本と打合せしたい時に、人のPCを借りてUSBからSkypeを立ち上げて使ってます。よく日本企業の生産性が低いと話題になりますが、「打合せのコストと時間」こそが犯人であることは明確です。逆に、その部分を徹底的に効率化できれば業績は上がる、、、それは大企業ばかりでなく、個人でも実感できます。ということで、今年、最もうまく行ったのが「打合せのSkype化」でした。前年が週に3-4回だったので、2倍以上になりました。その分、研修や講演の活動日数が増えたことになります。しかし、いくら無料のビデオ会議とは言っても「取りあえず」の打合せは回避しなければならないですね(笑)。★レジャーサービス研究所のホームページ★