【中国市場のトレーン度先取り深掘り】Case188「中国の進化と衰退」
週刊トラベルジャーナル2024年1月1・8日合併号に連載記事を執筆しました。昨年11月に約3年ぶりに広州へ出張し、その変貌に驚いた次第です。今回は、広州市政府肝入りの大手一流企業が集まる開発区に本社を構える巨大EC企業に招待されて講演を行って来ました。巨大ビル群の華々しさと比較して、周辺の街の様子は…(^^;。一見すると相変わらず進化しているように見える街でも、同時に衰退が進んでいる現状を紹介しました。興味のある方は、ぜひご覧ください!→週刊トラベルジャーナル024年1月1・8日合併号この企業では、現在、人材教育と福利厚生の一環として、定期的に外国から講師を招いてセミナーを実施しているとのこと。現在は、中国経済の見通しが不透明なため、以前にも増して外国人講師が人気なのだとか。ただし、コロナ前は広州や上海に外国人ビジネスマンはいくらでもいたので、講師を依頼するのは容易でした。ところがコロナ後は、外国人ビジネスマンがほとんど帰国してしまったため、毎回わざわざ外国から招待しなければならないので、当然、予算も増大しています。中国経済の失速は明らかで、だからこそ様々なジャンルの専門家との交流を活性化して行きたいところですが、まるで90年代に戻ってしまったのでは?と錯覚してしまうほど、広州の外国人ビジネスマンが少数になりつつあると言います。それは、広州の白雲国際空港に到着して、入国審査の時から実感しました。以前なら、外国人側は長蛇の列で、入国審査を終えるまでには20-30分はかかるのが普通でした。しかし今回は、なんと8名しか並んでいなかったのです(^^;。そんなこともあって、セミナーのエントリーは約1,800人の申し込みがあり、急遽、会場+オンライン参加で対応しました。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所Podcast