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カテゴリ:インバウンド対策
南京郊外の温泉リゾートにて店長研修中、です。 南京に来て早々に街中へ視察に繰り出しました。 特徴としては、北京や上海と比較して、綺麗好きということ。 それはどの店舗を見ても明らかで、 内装や展示もシンプルで、ガラスにベタベタとポスターとか貼ったりしません。 裏通りの雑貨屋さんを見ても同じで、 何でもきちんと綺麗に並べて展示しています。 閉店時のクロージング作業を観察すると、 店員自らが床を掃いたりモッピングしたり、、、で、 これは雲南省の昆明に似ているな、と思いました。 スタッフの皆さんの気質ですが、 少々シャイで、北京や上海に比べて遥かに我慢強い。 面子よりもプライドを重視していて、この辺は日本人の気質と合う感じがしました。 だから能書きはともかく、仕儀とをきっちりやる。 上海だと「何だか適当な仕事だな」と思うことが日常茶飯事ですが、 南京の人はきっちりやる。 「言葉より行動」という印象です。 お酒は、、、強い!(笑)。 === せっかくリゾートにいるのだから、、、ということで、 インバウンドに役立てるためにも、休憩時間は人々がどのように遊ぶのか? 観察しまくってます(笑)。 こちらの人々は温泉が大好き! 皆で一緒に入るのも躊躇しません。 屋外の温泉に皆でワイワイ楽しく入ります。 女性たちも同様でした。 こと温泉の好き好きに関しては、中国各地で差がありますね。 南京のような温泉好き地域の人には、日本の温泉をもっと紹介したいものです。 、、、と言いながらも、 皆さんとガンガンに酒を飲んで、一緒に温泉に入ってるわけですが(汗)。 === 研修の合間に色々と質問してみると、 日本の温泉リゾートの欠点もわかりました。 皆、行ってみたいという気持はあるものの、 日本は「騒ぐな」「静かにしてください」というイメージが強くて、 行ってもきっと楽しめないのではないか? と思っていることです。 彼ら彼女たちは、基本的には旅行したら「楽しみたい」わけで、 静かに大人しくするために行くわけではありません。 ここにギャップを感じるわけです。 静かにしなければならない温泉リゾートがあってもいいけど、 目一杯楽しんでください!という場所も必要だと思います。 考えてみれば、どこも一応は「楽しんでください」とは言うものの、 一方で「静かにおくつろぎください」的な言葉で、 暗黙のうちに「騒ぐなよ」ということを押し付けているのかもしれません。 今後、外国人観光客を誘致する際には、 「静かにくつろぐ」なのか「仲間と楽しむ」なのか? それをハッキリとわかりやすく提示してあげる必要を痛感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/25 08:24:15 AM
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