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カテゴリ:インバウンド対策
瀋陽でのアパレル新店舗開業研修が終了しました。 中国を回る度に、地域ごとに人々の考え方や価値観が違うな、ということです。 これは、実習を通してもよくわかります。 上海と瀋陽では、まるで外国のように結果が違います(汗)。 だから、こうした販売に関わる現場指導の場合、 同じカリキュラムでは通用しない、ということで、 それぞれの地域ごとに変えるので、現実には大変手間がかかります。 先月の南京に引き続き、瀋陽もまだ素直で情熱的で優秀な人材が多かったです。 少々シャイだけど、 一度知り合えば、とことん付き合う、、、浪花節的な印象でした。 女性は言いたいことをハッキリ言うし、男性はそれを受け止めつつ理論的に話すのが好き、、、 という感じでしょうか? 驚いたのは、そのチームワークの良さで、 これも他の地域とは大違いでした。 街はバブルが始まっている様子で、 2000年頃の北京と似ています。 === 問題はインバウンド関連。 日本の情報はほとんど届いていない様子で、 恒例の質問をさせてもらいましたが、 (インバウンド関連の質問コーナー) あの「ジャニーズ」や「嵐」を知っている人が1人もいなかった(汗)。 J-POPよりK-POPが人気で、 行きたい外国も韓国が多かったです。 日本に行きたい人は「北海道」。 ちなみに、日本の情報源は、 友人知人、従姉妹に兄弟が日本へ留学していて そこからのブログやSNS、チャットでの情報がメインでした。 そして、その情報の方を信じる、という傾向が強いです。 広告宣伝が匂う情報には興味がない。 こうした二級都市の場合、 今後は中国人留学生にどのように協力してもらうか?がカギになるかと思います。 (上海や北京とはかなり違います) 反面、ショッピングセンターがガンガン建設中で、 まさに今、おしゃれに目覚め始めた感じで、 このくらいのタイミングでJ-POや日本の観光を広めるべきだな、と思った次第です。 Weiboも、まだまだ登録している人が少数で、 (20人中、登録者は4人) 沿岸部では有効でも、まだまだ万能ではないことがわかりました。 まぁこれからでしょう、、、。 インターネットの調査なんかでは、かなり全域に広がっているような印象を持ちますが、 (まぁデータは加工されているので) 現実は違うわけです。 その証拠に、 上海や北京ほど、いつもスマートフォンをいじる人も少ない、、、。 だから、研修はやりやすいわけです(笑)。 いずれにしろ、インターネット上のデータを鵜呑みにしないで、 こういう情報は、現地で調べるのが一番だな、と 再確認しました。 こうした二級都市を今のうちからどう攻めるのが良いのか? 帰国したらまとめたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/14 01:23:53 AM
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